カープは週末、本拠地で今年初となるオープン戦を戦いました。相手は開幕戦でも激突するドラゴンズ。若鯉たちが躍動しました。
まずは7日。試合前に行われたのは新入団選手紹介。
ドラフト1位、平川選手をはじめ12人の選手やコーチが紹介されました。
カープの先発は2年連続開幕ローテ入りを狙う森。
しかし、この日は制球に苦しみます。
コーナーを狙いすぎてフォアボールを連発。球数もかさみます。
自らピンチを広げた森はその後タイムリーを浴びるなど、3回を投げ被安打5、3失点。フォアボールも4つ与えるなど課題を残しました。
一方で若鯉が存在感を発揮します。
3番手でマウンドに上がった辻。
右バッターのインコースへクロスファイアー。
1回をパーフェクトピッチング。
持ち味を思う存分見せつけました。
さらに8回にはドラフト2位、齊藤汰直(たいち)が登板。
山内さん解説をお願いします。
【TSS野球解説者・山内泰幸】
「この日は非常によかった。彼のこれまでの登板というのは、ストレートに力が入って引っ掛けたボールが多かったが、この日は力が抜けて腕もしっかり振れて、ストレートの軌道が非常によかった。その中でスピードも、速いボールも投げいたし、相手を圧倒する場面が見て取れた。フォークボールも非常に落差があって空振りを取れるのは、これは武器になると思った」
挨拶がわりの無失点デビューとなりました。
一方、野手で目立っていたのは来日2年目のモンテロ。
甘い球をしっかりとらえると打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンへ。
モンテロは第2打席もツーベースを放つなど順調な調整ぶりを見せています。
そして8日の試合。
先発はドラフト5位ルーキー赤木でした。
山内さんの目には赤木投手のピッチングどう映りましたか?
【TSS野球解説者・山内泰幸】
「赤木投手は身長も高くて体格はいいが、テイクバックがコンパクトでそんなに乱れないなという感じがした。そしてストレートも速い中で変化球、カットボールとフォークボールが非常にいい変化をしていたので、彼も先発して面白いなという感じがした」
監督もまた見たいと話しています。
【ドラ5・赤木晴哉 選手】
「初めて本拠地で投げて緊張もあったんですけど、その中で楽しめた部分もあったので良かったかなと思います。開幕1軍を目標にしてしっかり結果を残していきたい」
野手で活躍を見せたのは、3試合連続2番起用の中村奨成。
中日の先発ローテ候補涌井の変化球にうまく反応しレフト前に運ぶと。
さらに続く第4打席にはバットを折られながらもセンター前へ。
この日猛打賞と状態の良さを見せています。
さらにこの人も快音を響かせました。
4番起用が続く佐々木泰。
初回の第1打席。しっかりと振りぬき2試合ぶりのヒットを放つと。
6回の第3打席、今度は逆らわずにセンター前へ。
大きな期待が寄せられている2年目の若鯉は結果を残しましたが、試合全体に関しては反省を口にしました。
【佐々木泰選手】
「今日のような試合をしているようでは、リーグ優勝は見えてこないと思うので、勝ちにどん欲、1点の重みもしかり意識しながらやりたい」
結果が出た選手、そうでなかった選手と様々だったわけですが。山内さん、この週末、一番目に留まった選手はどなたでしたか?
【TSS野球解説者・山内泰幸】
「中村奨成選手ですね。彼は2試合で4安打と結果も出ているし、打球の方向もレフトセンターライトと非常に広角に打ち分けられている。キャンプから行っていた低い打球という、間の抜けるような打球というのも非常にできているので、キャンプで取り組んだ成果、このオープン戦でもできている。去年活躍した中で、今年も浮ついたところはない。2番を打っている。この辺はちょっと楽しみ」