全国的に平年並みか低い気温になった9日の日本列島。
東京・品川区では9日朝、あられが降りました。

夜には春の雪が都内でも降る可能性があります。

三重・紀宝町で収穫されているのは、高級ミカンの“はるぽん”。
通常、1月から2月に収穫するデコポンを春まで木についたまま完熟させたのが“はるぽん”で、4月初旬までに約2トンが直売所やネットで販売されます。

一方、山形・長井市では卒業式や入学式、春のお彼岸を彩る花として人気があるアルストロメリアの収穫が真っ盛り。
収穫された花は東京や大阪、福岡など全国の市場に向けて出荷されます。

季節の花は別の場所でも。
静岡県の掛川城では、約300本のカケガワザクラがほぼ満開です。

ライトアップされた夜桜の花見に訪れた人は、「垂れ下がるような桜がすごく良い雰囲気を出している」と話していました。

ところかわって、東京・有楽町にあるアメリカ発祥の人気ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」では、オープンからすでにお客さんが並んでいました。

その訳はきょう、3月9日「サンキューの日」です。

日本上陸20周年を記念し、看板商品の「オリジナル・グレーズド」が9日の一日限定で、当時の価格で登場。
税抜き150円で販売されました。

「売り切れちゃうと嫌だなと思ったので、早く家出て並んでいます。家に帰って、妻と子どもと一緒に食べます」と話す男性が買ったのは、単品ではなく12個セットのドーナツ。
これも税抜き1600円が1500円と、20年前の価格です。

20年前の2006年に日本に上陸し、当時、新宿にある店舗には大行列ができました。

手作りされていく看板商品は、ふわふわドーナツの生地を円盤形に整え、植物油で焼き上げて、味の決め手となる白い滝、“グレーズ”と呼ばれるオリジナルシロップの甘い滝を通り抜ければ、つやつやに輝くオリジナル・グレーズドの完成です。

訪れた客は「日本にやってきた時から新宿のお店に結構寄っていた。会社が近かったので。20年くらいたちますか」「軽くてそんなに甘さも強くない、パクパク食べちゃう」と話していました。

神奈川・横浜市内のお店では、お得を求める10人以上が列を作っていました。

9日の午後3時の時点で、全国9割以上の店舗でオリジナル・グレーズドが売り切れに。

20年前は1個150円だったドーナツ。
物価の影響で価格も変わりました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン広報担当 佐々木彩花さん:
さまざまある、一概に「これが」というのは難しいが、油や小麦粉や、色んな物が影響受けていると思う。

物流費や原材料の高騰で、即席麺や油、ポテトチップスなど身近な食品が値上げされた2019年6月、ドーナツも税抜き160円に。

そして、2023年には20円上がって190円に。
この年は家庭用を中心とした食品の値上げが3万品目を超えるという記録的な数字になりました。

2025年も円安の影響などで値上げは止まらず、ドーナツも現在の価格、税抜き200円になりました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン広報担当 佐々木彩花さん:
現状の価格はできるだけキープできたらな。

近づいていた春の足音から一転、9日夜から関東では大雪の可能性があります。

9日夜遅くから東京都内で雨雲がかかり、雪が交じる可能性もあります。
茨城、栃木など北関東は大雪となる恐れも。

その後、通勤・通学の時間帯に都心で再び雨となり、昼ごろまで傘が必要となりそうです。

予想最高気温は2月上旬並みの10度。
寒暖差による体調の変化に注意してください。