中国外務省の幹部が、台湾で首相にあたる行政院長が日本を訪問したことについて、金杉憲治駐中国大使に抗議していたことが分かりました。
日本政府関係者によりますと、台湾の卓栄泰行政院長が7日、日本を訪問したことについて、同じ日の夜、中国外務省の孫衛東外務次官が金杉大使に電話で抗議しました。
これに対し金杉大使は、「台湾に関する日本政府の立場は日中共同声明のとおりで、何ら変更はない」と説明したということです。
台湾メディアは、卓氏が7日、東京ドームでワールド・ベースボール・クラシックを観戦したと報じました。
台湾の現職の行政院長が訪日するのは、1972年に日本と台湾が断交して以降、初めてとみられます。