大阪府の吉村知事は、「3度目の“都構想”挑戦」に向けた、「設計図」を議論する法定協議会の設置議案について、大阪府議会・市議会で3月中に提出したい考えでしたが、「市議会において非常に厳しくなってきているのは間違いない」と認めました。
一方で、維新市議団への対応については「丁寧にやっていく」と述べたものの、「3度目の“都構想”挑戦」を掲げた「出直しダブル選」は、「大阪維新の会として選挙をやった」として、「『会議体(法定協)を作らせて下さい』というのは当たり前のこと」と話しました。
■「今行われている議会の中で法定協の議案の提案したいことは変わりない」
まず吉村知事は、「『“ダブル選”で“都構想”の設計図作りをさせてください』とお願いをして選挙をやったのだから、現在開会中の議会に提出したい考えは変わらない」と訴えました。
【吉村知事】「3月、まさに今、行われている議会の中で、法定協の議案の提案をしたいと、設置をしたいということは変わりありません。
できる限り早期に法定協の設置をしたいということ、考え方は変わりないです。法定協というのは都構想の設計図を作る場所になります。会議になります。
今回“ダブル選挙”で『“都構想”の設計図作りをさせてください』と、『副首都にふさわしい“都構想”の設計図作りをさせてください』ということを公約に掲げ。
またそれお願いをして選挙をやりましたので、そこを目指していくというのはもう当然のことだと思いますし、大阪にとって必要なことだと僕は思っています。
やっぱり3月議会、という1つの考え方ではあります」
■法定協設置議案 今議会での提出「市議会で非常に厳しくなっているのは間違いない」
その上で、“身内”である維新の大阪市議団が法定協議会の設置に慎重な姿勢を示していることなどから、大阪市議会の今議会での議案提出は「非常に厳しくなってきているのは間違いない」と認めました。
【吉村知事】「(今議会での法定協設置議案提出は)市議会において、非常に厳しくなってきているというのは、もう皆さんの報道の通り、間違いないとは思います。けど最後までは粘り強くやっていきたいと思います」
また本来は府議会と市議会で同じ時期に提出したいという考えであることも説明しました。
■「延ばす必要ない」「大阪維新の会として選挙やったから当たり前」
そして議案提出を次の議会に「延ばす必要はない」と訴えました。
【吉村知事】「議会が次は大阪市は5月、大阪府は6月議会になりますから、延ばす理由がないですよね。
特に大阪維新市議団の賛同がないと、もちろん通らないっていうのは、これも前から申し上げている通りですし。
そこは変わりないというところですから、これしっかりと丁寧に進めていきたいとは思います。
けれども、延ばす理由というか、そこもないと思うので。だって公約に掲げたわけですから。設計図作りが始まりませんので、法定協を設置しないと。
具体的な設計図作りは始まらないので、準備行為とかはできるかもしれませんけど、設計図作りできないですから。
そういった意味では今議会やってるわけなので。会議体を作らせてくださいっていうのは、選挙やった人間としては、また大阪維新の会として選挙やったわけですから、当たり前のことだと僕は思っています」