小林製薬の紅麹サプリ問題をめぐり、株主である香港の投資ファンドは経営体制の刷新を求めて対立しています。
紅麹サプリ問題に揺れる小林製薬は今月27日の定時株主総会で執行と監督の機能を分離する「監査等委員会設置会社」への移行と、小林章浩元社長の取締役選任を提案する予定です。
小林製薬の株式を13%以上保有する筆頭株主「オアシス・マネジメント」はきょうこれらの提案に反対すると表明。
体制の移行について、一般的には経営の監督機能を強めるものであるとしながらも、小林製薬が定款を「重要な業務執行の決定の全部または一部を取締役に委任することができる」ように変更しようとしていることから、現在の小林製薬においては一連の問題の当事者である「創業家による支配をより強固なものにする恐れがある」と批判しています。
オアシスは去年10月、紅麹サプリ問題について小林前社長など当時の取締役7人が「品質・安全管理の義務を怠った」としておよそ135億円の賠償を求めて株主訴訟も起こしています。