熊本地震からの復旧工事が行われている熊本城についてです。
宇土櫓は解体作業が完了し、約100年ぶりに櫓の下にある石垣で囲われた空間『穴蔵』が姿を現していて、5日はそこで発掘されたものが報道陣に公開されました。
【浜田友里子アナウンサー】
「今回、石の表面に墨で三角のような記号が書かれた物が出てきました。熊本城内でこのような石が出てくるのは非常に珍しいということです。ただ記号が何を意味するかは分からないということです」
宇土櫓の穴蔵部分の発掘調査は、今年1月から行われました。
内部を掘り下げたところ、三つの層に分かれていることも判明。
一番上の層は瓦を多く含んでいて、『慶長四年』と記された滴水瓦も出てきました。
この瓦を含む土は、1632年からの細川時代に行われた石垣修理の際の盛り土と想定できるそうですが、なぜ瓦を多く含むのかなど詳しいことは分からないということです。
今月8日には来園者に向けた現地説明会が行われる予定で、担当者が発掘調査の成果について紹介します。
宇土櫓の復旧完了は、2032年度の見込みです。