福岡が誇るブランドイチゴ「あまおう」を騙った投稿がインターネット上で確認され、JAなどが注意を呼びかけています。
あかくて、まるくて、おおきくて、うまい…この頭文字を取って名付けられた「あまおう」。
言わずと知れた福岡のブランドイチゴです。
この「あまおう」をめぐり、ある問題が生じました。
《Xの投稿》※現在は削除
「栃木いちご農場から感謝を込めて。栃木県産あまおう大粒中心。応募方法フォローいいね・リポスト。『栃木いちご農場』とコメントで当選率UP」
これは2月にX(旧ツイッター)に投稿された内容です。
栃木県で生産されたという“あまおう”をプレゼントするといいます。
この“おいしい話”にコメント欄は…。
《Xのコメント欄》
「栃木県産あまおう。当選すると大変嬉しいです」
「あまおう欲しいです。よろしくお願いします」
「栃木のあまおう!ぜひ頂いてみたい!」
しかしこの「あまおう」という名称はJA全農が商標登録しているため、許諾がなければ使用することはできないといいます。
担当者は…。
◆JA全農ふくれん 園芸販売課 井口浩兵さん
「商標権に基づいて、JA全農は県内生産者に限って使用許可を出している。他県産の『あまおう』という商品はない。商標権の違反になる」
さらに問題の投稿に添付されているイチゴの写真を担当者に見てもらうと…。
◆JA全農ふくれん 園芸販売課 井口浩兵さん
「これは『あまおう』じゃないと思う。形とか含めて違う」
「栃木県産あまおう」を名乗る投稿について「ふくれん」が中止と削除を要請したところ問題の投稿はすぐに消されたといいます。
無断で「あまおう」をかたりプレゼントするという投稿。
その目的について専門家は、個人情報や金銭をだまし取る狙いが考えられると指摘します。
◆鴻和法律事務所 是枝秀幸 弁護士
「プレゼント発送のために情報を収集するのではなくて、個人情報を悪用するつもりでだまし取る。プレゼントを送るためにはお金をいったん本人確認で入れて下さいとか、お金を振り込ませるという手口は考えられる」
このほか、プレゼントを受け取るためとして、別のサイトに誘導され詐欺被害に遭う可能性もあるため、安易に応募しないよう注意を呼びかけています。