海外クルーズ船の敦賀港への寄港が今年度、過去最多の9隻となりました。こうした状況から敦賀海上保安部と敦賀美方消防組合は4日、船舶事故を想定した合同での救助訓練を行い連携強化を図りました。
訓練には、敦賀海上保安部と敦賀美方消防組合の職員約40人が臨み、敦賀港に入港した旅客船が操縦不能になり護岸に衝突し、乗客や乗員に複数の負傷者が出たという想定で行われました。
船舶事故を想定した合同訓練は初めてです。
排気ガスが充満する機関室に取り残された船員を救助する訓練では、海保と消防が開設した指揮所からの指令を受け、まず現場の隊員たちが救出方法や役割分担を確認しました。そして、煙が充満する船内に酸素マスクをつけて入り、要救助者を抱きかかえながら連れ出す訓練などを実施しました。
また海保の職員は、地上約10メートルの高さでロープを渡る訓練も実施し、水陸両方での救助技術の向上に磨きをかけました。
市によりますと、敦賀港への海外クルーズ船の寄港は、新年度は6隻が予定されています。