災害などの緊急時、一目で危険を伝える「避難誘導ボード」です。長野県佐久市の大学生が製作し、外国人や聴覚に障がいのある人にもわかりやすい工夫がされています。

「火事です。逃げてください」

大きな文字とイラストが書かれた紙。人々を安全な場所や出口に誘導する「避難誘導ボード」です。

デザインしたのは佐久大学で防災減災の活動をする学生「チームS-HUG」です。

佐久大学「チームS-HUG」・蟹沢史織さん:
「外国人の方も見やすいように英語も作って、明度の差が出るように緑や青、赤、視認しやすい色を使い分けるよう心がけた」

外国人や聴覚障がいのある人も一目でわかるよう工夫しています。

ここは800の客席をもつ佐久市のコスモホール。さまざまな人が利用するため、学生たちに協力を依頼しました。

コスモホール・なおやマン館長:
「万が一、災害が起きたとき、誰もが安心して避難できるように避難誘導ボードを作ってほしいとお願いしました」

例えば、ホールに多くの人がいるとき、災害が起きたら―。

「地震です。地震です」

視覚的に危険を伝えることでパニックになってしまった人も、行動しやすくなるのではとしています。

佐久大学「チームS-HUG」・荻原蓮さん:
「国籍や特性に関係なくこのパネルを使って、1人でも多くの命が救われることを願っています」

佐久大学「チームS-HUG」・吉田伊織さん:
「聴覚障がいとか、多様な人に目を向ける意識が日本や世界に広まっていけば、より多くの命が守っていける」

コスモホールでは今後、ボードを使って避難訓練などを行う予定です。

長野放送
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