3月4日の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で、気象予報士の片平敦さんが、この時期特有の体調不良の原因として「春の3K」、つまり「寒暖差」、「花粉」、「乾燥」3つの「K」を解説しました。

この3つの「K」が重なることで、多くの人が体調を崩しやすくなっているといいます。

■ジェットコースターのような寒暖差

最も深刻なのが「寒暖差」です。

片平さんによると、週末(2月28日)は21.7度まで上がった東京の気温が、3日には11.4度と10度も下がりました。

【片平気象予報士】「この先の予報を見ていただくと、木曜日の最高気温は16度。11度から16度というのもかなりきついので、本当にジェットコースター。行ったり来たりという状況になっている」

青木キャスターは小学生の息子と毎朝気温をチェックして服装を決めているそうですが、「なかなかこれだけ寒暖差あると難しい」と話します。

日差しが強くなって太陽のパワーが増す一方で、朝は寒く、脱ぎ着による調整が欠かせない季節になっています。

■花粉症患者には絶望的な状況

2番目のKである「花粉」。

ことしの花粉飛散量は、西日本が例年並み、北に行くほど多い傾向にあるといいます。
(※主にスギとヒノキ、北海道はシラカバ。)

青木キャスターが「毎年どんどん多くなってるような気がする」と指摘すると、片平さんは「花粉は前の年の夏が暑かったら、次の年たくさん飛ぶ。温暖化で猛暑が続くので、毎年いつも夏暑いので、次の年はいつも多いっていう、そういう傾向になりがち」と分析しました。

スタジオの出演者では、関西テレビ・橋本和花子アナウンサーが注射やレーザー治療まで受けているといい、「もう万策尽きてて、それでもきついので、もう絶望してます」と話します。

■ことしのスギ・ヒノキ花粉のピークは?

ことしのスギ・ヒノキ花粉のピークはいつなのでしょうか。

片平さんは「3月初旬で各地でスギの花粉は飛散のピークを迎えつつあります。あと半月ぐらいはスギ花粉が非常に多い状況が続きそう」と指摘。

さらに、ヒノキ花粉は3月下旬から4月上旬に飛散のピークを迎えるということで、「ヒノキの花粉でしんどい人はあとひと月ぐらいしんどい時期が続くと思います」と解説しました。

■見落としがちな乾燥の脅威

3番目のK、「乾燥」については、意外にも軽視されがちですが、片平さんは重要な問題だと警告します。

「3月、4月も気温は上がってくるんですけど、梅雨みたいに雨がまとまってたくさん続くわけでもない時期」のため、空気の乾燥は続きます。

乾燥は喉がガラガラになるだけでなく、花粉症を悪化させる要因にもなります。この時期は山火事が多いのも、空気の乾燥が原因だということです。

■対策はあるが、完全解決は困難

この「春の3K」に対する対策として、出演者たちはそれぞれ、「寝る時に口にテープを貼って乾燥を防ぐ」、「洗濯物を外に干さない」、「ニット系の服を避けて花粉の付着を防ぐ」などの工夫を披露しました。

しかし、片平さんの予報によると、この状況はしばらく続く見込みです。

【片平気象予報士】「“春の3K”っていうぐらいなので、初夏が近づいてこないと解消しない。花粉が終わってくる時期いつですかって言ったら、桜が終わってきて、やっぱり4月の半ばとか、少なくともゴールデンウィークぐらいまでは、こんな状況が続きますね」

春の訪れはうれしいですが、体調管理には十分な注意が必要な季節。「春の3K」を意識して、適切な対策を心がけたいものです。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年3月4日放送)

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。