2022年、北海道北広島市で共同住宅に火がつけられ2人が死亡した事件で、一審で無罪判決が言い渡された男の控訴審の初公判が開かれました。
住所不定・無職の荻野正美被告(70)は2022年9月、北広島市の生活困窮者向け共同住宅に火をつけ、男女2人を殺害した現住建造物等放火と殺人の罪に問われています。
荻野被告の刑事責任能力の有無が争点となった一審では、「責任能力が失われていたとの合理的な疑いが残る」 として無罪判決が言い渡され、検察側が控訴していました。
3月3日、札幌高裁で開かれた控訴審の初公判で、検察側は「一審判決には、事実の誤認があり、到底破棄を免れない」と主張しました。
一方、弁護側は控訴棄却を求めました。
裁判は即日結審し、判決は4月21日に言い渡されます。