江戸時代末期の備中松山藩士で藩政改革などに取り組んだ山田方谷が鳥羽伏見の戦いの直後、娘の嫁ぎ先に出した手紙が高梁市で公開されています。
娘や家族の将来を憂い、遺言とも受け取れる内容です。

公開されているのは、鳥羽伏見の戦いの直後、1868年に山田方谷が現在の新見市上市の大庄屋、矢吹久次郎に宛てた手紙です。

矢吹久次郎は方谷の娘・小雪を養女として育て
のちに自分の息子の嫁に迎え入れました。

手紙は、鳥羽伏見の戦いで大敗した旧幕府側についた備中松山藩の存続が危ぶまれる中で、方谷が娘や家族のことを気にかけ自分がいなくなった後のことを託すなど遺言とも受け取れる内容となっています。

(高梁市教育委員会 川上真奈主事)
「鳥羽伏見(の戦い)直後ということで世の中が大変混乱している時期だが、今回の書状からは家族や娘を思う方谷の人間性が分かると思うので、そこが見どころ」

この特別展示は、高梁市山田方谷記念館で5月31日まで行われています。

岡山放送
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