国公立大学の2次試験の前期日程が2月25日、全国で始まり新潟県内の各大学でも受験生たちが合格を目指し試験に臨んでいますが、無事合格を勝ち取った先に待っているのが大学生活です。一人暮らしをする学生の部屋選びの時期は年々早まっているほか、若い世代が求める部屋の傾向にも変化が生まれているようです。

【長谷川珠子アナウンサー】
「大学入試の2次試験が行われ、受験生がしのぎを削る中、学生アパート紹介所にはその保護者が詰めかけています。物件探しの戦いの火蓋はすでに切られているようです」

25日だけで30件以上の内見の予約が入っていた新潟市西区の学生アパート紹介所。

かつては合格発表後に始まっていた部屋探しですが、今は条件に合った部屋を少しでも早く確保しようと、多くの保護者が合否が分かる前に物件を予約しているといいます。

こちらの店では予約をしていても試験結果によってはキャンセルも可能ということで…

【学生アパート紹介所 佐藤祐季さん】
「合格者の全体の7割くらいが試験日までにお部屋を押さえている」

この日は事前に希望の物件を調べてきたという保護者もいましたが、新築や築浅で人気の物件はすでに半分以上が押さえられてしまっているといいます。

また、近年は学生が求める部屋の傾向にも変化が生まれています。

大学生に物件選びのこだわりを聞いたアンケートでは、バス・トイレ別であることや交通の便が良いことが上位に。

一方で、家賃が安いことや敷金・礼金が無料であることの優先度はそう高くないようです。

【学生アパート紹介所 佐藤祐季さん】
「いまは家賃どうこうよりも、お部屋のきれいさ・条件で選ばれている方が多い」

タイムパフォーマンス、いわゆる“タイパ”を意識する若い世代は時間を有効に使おうと、安さよりも立地の良さを求めています。

【保護者】
「(息子から)やっぱり近い所がいい、男の子なので、買い物とかすぐ食材を買える所がいいと聞いている」

【保護者】
「(家賃が)予算内に収まらないとしても、妥協も必要なのかなと思う」

この日、内見が行われていたこちらの物件も新潟大学の正門から徒歩2分と好立地です。

【内見】
「ここは勉強机付きの部屋。ここは4万5000円」

【保護者(埼玉から)】
「親としては家賃のほうが気になるが、息子からしたら立地の方が気になるみたいで難しいところ。生活のしやすさのほうが優先になっているのかなという気もする」

大学から近く、通学時間を短縮できる分、勉強などの時間を充実させてほしいという親の思いも聞かれました。

【学生アパート紹介所 佐藤祐季さん】
「4年間住まわれるお部屋なので、納得のいくお部屋探しをしてもらえたら」

受験の大一番と同時にその先を見据えた物件の争奪戦も熱を帯びています。

NST新潟総合テレビ
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