愛媛・松山の「椿まつり」1日に40万人が参拝
1976年(昭和51年)、今から50年前の椿まつり。
1973年から始まった第1次オイルショックの影響が続き、国内は景気低迷中。「こんな時こそ神頼み」と商売繁盛の神様が大人気。金・土・日と開催日の並びがよく、さらに好天にも恵まれたことから、期間中の人出はなんと80万人。
特に最終日は40万人が参拝したそうで、参道は人の波で埋めつくされた。
神社も農家も準備に大忙し
1978年(昭和53年)の椿まつり。まつりの準備もこの時期ならでは、の光景。
神主が一枚一枚、丹念に手書きで書き上げているのは護摩札。3カ月前から約1000枚を準備したそう。
また神社近くの農家は縁起物の宝船や福俵作りに追われて、稲わらを編んで作った宝船に、商売繁盛や家内安全の短冊などをつけて仕上げていた。
こちらの農家は、この年2000個の宝船を準備したそう。

まつりのあとはお賽銭勘定
1984年(昭和59年)。こちらは椿まつりの賽銭勘定の様子。
山のように積まれた賽銭を硬貨と紙幣により分けたあと、自動計算機を使って勘定していく。
この年、賽銭の中には24枚の1万円札があったほか、「福来い」とゴロあわせした2951円の小切手などもあり、御札などの売り上げと合わせると1億3千万円にのぼったそうだ。
今年の椿まつりは23日の月曜日から3日間行われる。「伊予路に春を呼ぶ」椿まつり、県内にもまもなく春がやってくる。

