三重県の鳥羽市沖で貨物船が遊漁船に衝突し2人が死亡した事故で、逮捕された女が貨物船を操船してから1時間後に事故を起こしていたことがわかりました。
今月20日、鳥羽市の沖合で貨物船「新生丸」が遊漁船「功成丸」に衝突し、遊漁船に乗っていた2人が死亡、10人が重軽傷を負いました。
この事故で貨物船を操船していた二等航海士の杉本波音容疑者(21)が、業務上過失致死などの疑いで逮捕され、容疑を認めています。
運航会社などによりますと、貨物船では3人の航海士が4時間おきに交代し操船していて、当日は杉本容疑者が正午から午後4時までの担当で、操船し始めた1時間後に事故が起きたということです。
(リポート)
「事故の衝撃で2つに割れた遊漁船です。船の側面が折れるように壊れていまして、操舵室でしょうか、後ろの扉は完全に外れてしまっています」
海上保安部によりますと、貨物船はいかりを下ろして停泊していた遊漁船の右側から衝突し、その被害状況などから貨物船は減速せず、真っすぐ突っ込んだとみられています。
23日は午前9時から運輸安全委員会の船舶事故調査官2人が貨物船内に入り、航海データを確認するなど原因究明への調査を進めています。