新潟市は市内のステーキ料理店で集団食中毒が発生し、19人に下痢などの症状が出ていると発表した。市は火を通す料理は十分に加熱するほか、洗浄・殺菌をするなど注意を呼びかけている。

■ステーキ料理店で集団食中毒

食中毒が発生したのは、新潟市中央区にあるステーキ料理店だ。

2月13日、この店の利用客から「2月7日に3人で市内の飲食店を利用したところ、2月9日から下痢、吐き気などの症状を呈した。同行者も同時期から体調を崩している」と保健所に連絡があった。

保健所のその後の調査で、2月6日から10日までの間に店を利用した5グループ27人のうち、サーロインステーキなどを食べた5グループ19人が下痢や嘔吐、腹痛などの症状が出ていることが判明。さらに検便検査の結果、2グループ10人の利用客と、当時の調理担当者3人の便からノロウイルスが検出された。

保健所はこの13人の共通の食事がこの店で提供されたものであったことなどから、この店の食中毒であると断定したという。

ノロウイルスが検出された3人の調理担当者のうち、1人は2月6日から下痢などの体調不良があったにも関わらず、そのまま食事の調理を行っていて、保健所はこの調理担当者からノロウイルスが拡大したとみている。

■ノロウイルスの予防方法

ノロウイルスのほとんどが経口感染であり、主な症状としては下痢・嘔吐・吐き気で、腹痛・発熱・頭痛など風邪のような症状がみられることもあるという。症状がなくなっても患者便には、1週間程度長いときには1カ月程度ウイルスの排出が続くため、トイレなどを介しての感染に注意が必要だ。

その上で、新潟市は以下3点に注意を呼びかけている。

・火を通す料理は十分に加熱する
・しっかり洗浄・殺菌する
・手洗いを徹底する

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。