今回の衆院選、高知県内は1区・2区いずれも自民党の前職が知名度と実績を武器に戦いを優位に進めていました。“高市旋風”や新党・中道改革連合の混乱に注目し、選挙戦を振り返ります。

高知大・理工学部3年:
「高市さんが出てきてからちょっと期待してもいいかなって思い始めてて」

高知大・教育学部2年:
「高市さんになってから投票行ってみようみたいな」

高市さん、若者人気も高いですよね。官房副長官を務める自民の尾崎さんは、選挙戦でも“高市カラー”を前面に押し出しました。

一方、13選のベテラン・中谷さんが打ち出したのはどんぐり作戦です。

自民・中谷元 氏:
「どんぐりを拾うように腰をかがめて一人一人心を込めてやっていかないと票というものは取れませんよと」

“危機感”の理由は新党の存在です。自民・公明が連立パートナーを解消し、立憲・公明が手を組む政治の大転換。

中道・田所裕介 氏:
「ご支援を“りっ”…中道改革連合、中道改革連合の…」
Q立憲って言いかけた
「危なかったね~」

混乱したのは候補者だけではありません。

高知市・70代男性:「よく分からないというか…」
高知市・50代男性:「選挙に向けてくっついた感があるんで」

中道の山崎さんは比例四国ブロックで早々に当選を決めましたが、バンザイを行わず表情は暗かったです。

四国比例では立憲と公明の議席を足して2議席以上の獲得を目指していた中道ですが1議席に留まり、自民に4議席を奪われ大敗。中道の名を浸透させるには時間が足りませんでした。

今回は“真冬の短期決戦”となり、投票率も注目されました。雪の影響を懸念していましたが県内の投票率は54.94%で前回を上回りました。期日前投票率は過去最高に。高市政権への期待感や政治への関心の高まりが、数字にも反映されていると感じます。

今回は自民が単独で3分の2の議席を占める圧勝となりましたが、物価高や安全保障などの課題について今後、世論を反映した議論が行われるのか。『一票を投じて終わり』ではなく国政の行方を注視していきましょう。

高知さんさんテレビ
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