皇后さまが本番に備えリハーサルに

8日の宮中祭祀を前に、陛下とともに皇后さまがリハーサルに臨まれた。
 
いわゆる十二単に大垂髪の姿はご結婚された1993年以来、26年ぶり。
 
書類に目を通される天皇陛下。
先ほど初めて公開された執務をされる、陛下の映像だ。 
執務は国事行為で7日・午後3時半。陛下は閣議決定された書類を確認し署名・押印をされた。

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皇后・雅子さまが宮中祭祀に備えリハーサルに

一方、皇后・雅子さまは先ほど赤坂御所を出られ、皇居へ。
 
8日に行われる陛下の即位後初めての宮中祭祀を控え、そのリハーサルに臨まれた。
 
一般参賀を終えられ、皇后としての活動も本格的に始まろうとしている。

皇居の宮中三殿で行われる宮中祭祀。
 
向かって左には歴代天皇や皇族の霊が祭られている皇霊殿。
右には国中の神々が祭られている神殿。
そして、中央は天皇家の祖先とされる天照大御神が祭られている賢所だ。
  
両陛下は8日、この三殿を参拝される。
 
中でも、重要な儀式は賢所で行われる期日奉告の儀だ。

長期にわたり療養生活が続いている皇后さま。
  
賢所を参拝されるのは2002年に、外国からの帰国を報告して以来17年ぶり。
 
 御五衣と呼ばれる古式装束をまとわれるのは、ご成婚以来26年ぶりだ。 

単独で初のご公務に

5月22日には単独で初めてのご公務となる、全国赤十字大会に名誉総裁として出席が予定されている皇后さま。
 
上皇后・美智子さまの名誉総裁として最後のご出席となった、2018年5月の全国大会では、この時、上皇后さまが皇后さまの腕に自らの手を添え、深くお辞儀をされるというサプライズがあった。
  
客席では、上皇后さまが次期名誉総裁となる皇后さまを紹介されたと受け止め、盛大な拍手が沸き起こった。

(「Live News it!」5月7日放送分より)