今年のノーベル物理学賞が日本時間午後6時45分過ぎに発表され、南極で天体の起源となる素粒子ニュートリノを検出する「アイスキューブ」を研究したアメリカの研究者の受賞が決まりました。
物理学賞の受賞が決まったのは、ベルギー生まれでアメリカ・ウィスコンシン大学マディソン校のフランシス・ハルゼン教授(82)です。
ハルゼン教授は南極の氷を利用してニュートリノと呼ばれる粒子を追跡できることに着目しました。
この研究は、アイスキューブ・ニュートリノ観測所の実現につながり、ハルゼン教授は初代主任研究者の一人です。
アイスキューブ・ニュートリノ観測所は、南極点の氷の中に建設された世界最大のニュートリノ観測装置で、日本人を含む450人規模の国際研究チームが参加しています。
研究所では、宇宙から飛来する超高エネルギー・ニュートリノを検出し、その発生源を探ることを目的としています。
アイスキューブは「電磁波だけでなくニュートリノで宇宙を見る」という新しい観測手法を確立したため、ノーベル賞受賞の有力候補として長年名前が挙がっていました。
ノーベル賞の授賞式は12月10日にストックホルムで行われます。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(3枚)

