フランス全土で6日、教育環境の改善を求める高校生らの大規模なデモが行われ、一部が警官隊と衝突しました。
陶山リポ:
デモではこのように、教育への財政支援を求める声が多く聞かれています。
パリ中心部で6日に行われたデモでは、高校生や大学生のほか、教員なども参加し、教員不足の解消や老朽化した校舎の改善などを求めました。
フランス内務省によりますと、パリでは約5万6000人がデモに参加しました。
デモの後半には、一部の参加者が警官隊に石などを投げ、警察が催涙ガスを使用するなど、現場は一時、騒然となりました。
参加した高校生:
先生が不足していて、休んだ先生の代わりもいません。自治体は暖房を直す人も派遣しないので、暖房も使えません。
フランスでは9月から、教育環境の改善を求める高校生による学校の封鎖が相次いでいて、6日は全国の約4分の1にあたる891の高校で一部の授業が取りやめとなりました。
この日のデモには全国で約25万6000人が参加し、488人が拘束されたということです。
こうした中、アメリカのトランプ大統領は6日、自身のSNSで、今回のデモについて、「フランスで起きていることは、制御不能な大量移民そのものだ」と一方的に主張し、「学校の問題ではなく、かつて偉大だった国をイスラムが乗っ取ろうとしている問題だ」と根拠を示さず訴えています。
