JR東海は17日、2026年10月1日から東海道・山陽新幹線に新たな座席「Supreme Class(スプリームクラス)」を導入すると発表した。スプリームクラスは、グリーン車よりもさらに上質な設備とサービスを備え、“最上位クラス”として乗客にワンランク上の体験を提供する。

完全個室と半個室の2タイプを展開

スプリームクラスは、「Cabin(キャビン)」と呼ばれる完全個室と「Seat(シート)」と呼ばれる半個室の2タイプで構成される。キャビンは1人専用と2名利用できるソファ付きの2種類となっている。

完全個室「キャビン」の7号車にはソファーが設置されている(提供:JR東海)
完全個室「キャビン」の7号車にはソファーが設置されている(提供:JR東海)
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「キャビン」は、電子錠付きの扉を設けた完全個室で、高いプライバシー性が特徴。2名利用可能な7号車の個室と、1名専用の10号車の個室がそれぞれ1室ずつ設けられる。5G対応の透明ガラスアンテナを用いたスプリームクラス専用のWi-Fi環境が用意されている。座席は、レッグレスト付きリクライニングシートで、専用タブレットを使って、照明や空調などを個別に調整ができる。

半個室タイプの「シート」(提供:JR東海)※2027年度中のサービス開始を予定
半個室タイプの「シート」(提供:JR東海)※2027年度中のサービス開始を予定

一方、「シート」は半個室タイプで、通路と座席の間に出入り用の鍵付き扉を設けた。座席は大型のバックシェルタイプで、座席転換により2名で座席を向かい合わせての利用も可能。なお、「シート」は、2027年度中のサービス開始を予定している。

「キャビン」の東京~新大阪間は約4万~6万円台

また、無料のウェルカムサービスとして、飲み物(温かい飲み物:コーヒー、緑茶、紅茶、冷たい飲み物:アルコール、ソフトドリンク)と沿線にゆかりのあるお菓子が提供される。

東京ー新大阪間・大人片道1人あたりの「キャビン」の料金(スマートEX)は、60790 円(2名利用も可能な7号車)、42390 円(1名利用の10号車)。利用期間は10月1日からで、発売開始は9月15日5時30分となっている。

「キャビン」のリクライニングシート(提供:JR東海)
「キャビン」のリクライニングシート(提供:JR東海)

スプリームクラス導入の背景には、近年のライフスタイルの変化があるという。テレワークの普及やインバウンド増加により、移動中の過ごし方に求められる価値が多様化するなか、JR東海はそれに応え、「移動する空間」の質を引き上げた形だ。

サービスに先立ち、7月に抽選形式の体験乗車が実施される予定で、現在、JR東海のウェブサイトで応募を受け付けている。

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プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

記者として社会部10年、経済部2年、ソウル支局4年半の経験を持つ編集長を筆頭に、社会部デスク、社会部記者、経済部記者、モスクワ支局長、国際取材部記者、報道番組ディレクター・プロデューサー、バラエティー制作者、元日経新聞記者、元Yahoo!ニュース編集者、元スポーツ紙記者など様々な専門性を持つデスク11人が所属。事件や事故、政治に経済、芸能やスポーツまで、あらゆるニュースを取り扱うプロ集団です。