日産自動車は17日、コンパクトSUV「キックス」をフルモデルチェンジした新型モデルを発表した。6月18日から全国で販売を開始する。
第2世代へと進化した新型は、電動化技術の刷新とデザイン、快適性の向上を軸に、日常からレジャーまで幅広い用途に応える一台として生まれ変わったとしている。
第3世代e-POWERとe-4ORCEで走りと静粛性強化
新型キックス最大のトピックは、日本市場で初採用となる第3世代「e-POWER」だ。
モーターや発電機など主要部品を一体化した「5-in-1」ユニットにより、小型軽量化と高剛性化を実現し、1.4L発電専用エンジンとの組み合わせで、燃費性能と静粛性を大幅に高めたという。
さらに、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を採用(4WDモデル)し、モーターとブレーキの統合制御により、コーナリング時の安定性と乗り心地を両立する。
SNOWモードも初搭載(e-4ORCEのみ)され、雪道など多様なシーンで安心した走行が可能だ。
躍動的なデザインと上質な室内空間
エクステリアは、アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たフロントデザインを採用し、ワイドで力強い存在感を強調。
リアバンパーにはスニーカーソールから着想を得たディンプルパターンを採用するなど、遊び心も取り入れたという。
インテリアはファブリック素材などを使用し、上質さと心地よさを追求。
クラストップレベルの室内スペースを確保し、後席にもゼログラビティーシートを採用し快適性を高めた。
さらにGoogle搭載のインフォテインメントシステムや12.3インチディスプレイにより、操作性と先進感も向上している。
先進安全装備を拡充 価格は約300万円から
安全面では、プロパイロットを全車標準装備とし、視界を補助するインテリジェントアラウンドビューモニターを採用。
交差点での歩行者や対向車の検知性能を高めた自動ブレーキや、後側方の安全支援機能も追加された。
価格は2WDモデルで299万9700円から、e-4ORCE搭載の4WDモデルは334万9500円から。
新型キックスについて、日産の日本マーケティング&セールスを担当する杉本全執行職は、「キックスは、日産のコアモデルとして、日本市場で初となる第3世代『e-POWER』を搭載し、電動化技術の価値をより多くのお客さまにお届けする重要なモデルです。デザイン、走り、快適性のすべてに日産ならではのこだわりを込め、大人の“遊び心”を刺激する一台に仕上げました」と述べている。

