日本時間15日、ワールドカップ初戦の相手オランダを前に、1対1の同点で迎えた後半19分。
オランダ、サマーヴィル選手のシュートが無情にも日本ゴールネット揺らし、2対1の勝ち越しを許した。
しかし試合終了間際、日本のコーナーキックで伊東純也選手からのボールに、小川航基選手が合わせると、鎌田選手の頭に当たり再び同点に追いついた。
大喜びでゴールをアピールする小川選手だったが、記録は鎌田選手のゴール。
この2人の間では、こんなやりとりがあったという。
小川航基選手(28):
(鎌田)大地君に怒られました。『お前がめちゃくちゃ喜ぶから俺のゴールじゃなくなっただろ』みたいに言われたので。
鎌田大地選手(29):
あれはもう僕のゴールだと思ってたので、(自分のゴールだと)誰も気づいてなくて。
(小川)航基に取られちゃったわって冗談で言ってました。
日本は、オランダに2度もリードを許しながらも驚異の粘りで追いつき引き分け。
決勝トーナメント進出に向け、貴重な勝ち点1をゲットした。
初めてのワールドカップで神セーブを連発したキーパーの鈴木選手ら先発の選手は試合後のインタビューで次のように語った。
鈴木彩艶選手(23):
本当にゲームを楽しもうと思いましたし、チームを助けたい気持ちが1番だったので、
もちろん2失点してしまったので反省しなければいけないんですけど、この勝ち点1ってところは次につなげなければいけないですし、まだ1試合終わっただけなので僕らの目標ってところに達成するためにもまだまだ先は長いのでしっかり反省して次にいかしたいと思います。
堂安律選手(27):
非常にエキサイティングなゲームになったし、内容・雰囲気とともに大きな勝ち点1だと思うので、ここからギアを上げてチームとして成熟したい。
(Q.引き分けの意味は?)本当にチームとして成熟していますし、2度リードされて追いつくのは簡単じゃないので、大人のサッカーをした上でアグレッシブなサッカーもできているので前向きに次に進めると思う。
そして、チーム最年長の長友佑都選手も胸を張った。
長友佑都選手(39):
点を取られて追いつかれて点を取られてって状況でしたけど、諦めずにみんな1つになって戦った結果が勝ち点1取れたっていうことは非常にポジティブに考えています。
ベンチの雰囲気みてもらえればそのチームの団結力が分かると思うので、(試合に)出られていない選手も本当に一緒に戦っていたし、このチームがどれだけ団結しているかってことが分かると思います。優勝狙えるチームだなって改めて思いました。
強豪オランダと引き分け、勝ち点1をつかみ取った森保ジャパン。
指揮官の森保監督は次のように語った。
森保一監督(57):
勝てなかったのは残念ですけど、選手たちが2回リードされても諦めずチーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜くことを実践してくれて、勝ち点1がしっかりとれたことは非常に悔しい部分ではありますけど、いい結果とチームとしての戦い方が共有できたと思います。
粘り強く我慢強く守備するところと、攻撃のところはアグレッシブに攻撃する回数も増やしていけましたし、狙っていたこと準備していたことをしっかり実行してくれた。
そう簡単な環境じゃなかったですけど、本当にダラスに来てくださった日本人サポーターのみなさん、朝早くから日本から応援してくださったサポータのみなさんの念が、気が、選手たちを動かしてくれたと思います。
グループステージ2戦目は、次の日曜日、日本時間21日のチュニジア戦。
選手たちは「勝ち」にこだわる。
鎌田大地選手(29):
前回のワールドカップは2戦目で少し自分たちがふがいない試合をしてしまったので、2戦目でしっかり勝ち点3を取ってグループ突破を決められるようにやっていきたい。
中村敬斗選手(25):
チュニジア戦また違った戦いになると思いますけど、必ず勝ち点3を取りたいと思います。
伊東純也選手(33):
次の試合勝ち点3を取ることが大事になってくると思うので、いい準備をしてまた得点にからめるように頑張りたいなと思う。
上田綺世選手(27):
思い通りにならないことの方が多くあると思いますし、それに対してネガティブにならずしっかり臨機応変に対応してポジティブにチーム一丸になって戦っていきたい。
史上最強の呼び声高い森保ジャパン。この先の戦いから目が離せない。