フィギュアスケートの坂本花織選手(26)が引退会見に臨み、最後に「結婚いたしました」と明らかにした。
坂本選手が引退についての会見を終え、報道陣への感謝を改めて述べた後に、「この場を借りて、もうひとつ報告があります。私(事)ではありますが、先日、結婚いたしました」と話すと、会場はどよめき、大きな拍手で包まれた。
5月5日に同い年の一般男性と籍を入れたという。
大学時代に知り合い、スケート関係者ではないと話した。
坂本選手は「ほんと真逆な方で、常に冷静で物事を考えられる人で、でも楽しむことを忘れず、一緒に面白いことをしたりしてくれる人です」と明らかにした。
引退会見を終え、坂本選手と言えばの“スマホ自撮り”を中野コーチらや会場にいる全員で記念撮影する場面も。
その後、司会者から最後に改めてメデイアの皆様とファンの皆様にメッセージをと促され、花束を手にマイクスタンドの前に立った。
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。こうして引退会見を開くくらいの選手になれて本当に良かったと思います。関係者のみなさまここまで支えてくださって、見方になってくださってありがとうございます。おかげで、こんな良い成績をたくさん残すことができて本当に幸せです。報道記者のみなさま、どんなときでもどこまでも追っかけてくださりありがとうございます。私の気持ちや演技など、色んな形でたくさんのファンや国民に伝えてくださり、感謝しております。
先生、21年4カ月、本当によちよちのときからありがとうございました。同じくらいの年月をかけて、それ以上かけてたくさん世界に羽ばたく選手を育てていけるように、これからも頑張っていこうと思っていますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。ここに集まっていただき本当にありがとうございました。
そして、この場を借りて、もうひとつ報告があります。私(事)ではありますが、先日、結婚いたしました。
と驚きの発表があり、坂本選手は手に持っていた大きな花束で照れ隠しをする一面もあった。
SNSには、「ビックリ!! おめでと〜!!」「結婚!?マジか!?」「そうだったのか!」など驚きのコメントと、「引退は寂しいけど結婚はめでたい」「末永くお幸せに〜」「めでたすぎる 貴女と一緒に物事を楽しんでくれる相手なら、ずっと幸せに過ごせそうよね…おめでとう」など、祝福コメントが相次いでいる。
会見では、競技生活を振り返り、「現役で一生懸命練習するのはすごく青春なんだなって改めて感じています」と話した坂本さん。
恩師の中野コーチと歩み続けた21年間の現役生活について、「先生に怒られて、何くそと思って毎日頑張っていく過程が、その時にしか出来ないこと。今の自分にはものたりないなとちょっとします」と振り返った。
また、現役生活を終えて、最初のごほうびとして、世界選手権から帰国した3月31日にお母さんが作ったコロッケをその日に食べたという。
「現役時代も食べたいものは食べてきた方だが、強いて言えば、引退して一番何が食べたいか。お母さんが作るコロッケが食べたいと言っていたのをお母さんが覚えていてくれて、世界選手権前に久々に作るから練習して、3月31日に渡してくれた」と笑顔で話した。
フィギュアスケートを4歳から続けさせてくれたお母さんについては「小学生までは県内に通年(使用できる)リンクがなく、大阪まで毎日通っていて、送迎を朝早くから日付が変わるまで練習し、眠い中、運転してくれた。成長期には体重が増えないように管理してくれたので、すごく感謝しています」と記者の質問に答えた。
競技生活からの引退とともに、新たな伴侶も得た坂本さん。
今後は指導者としての新たな挑戦が始まる。
フィギュアスケート現役引退 坂本花織選手(26):
中野先生みたいな先生にはなりたいと思っていて、自分らしく指導できるようにできたらいいなと思ってます。
坂本選手は2000年9月生まれで兵庫県神戸市出身。4歳からスケートを始め、力強いスケーティングと豊かな表現力を武器にして活躍。2018年の平昌オリンピックから3大会連続で五輪に出場し、2022年の北京大会では銅メダル、2026年ミラノ・コルティナ大会では銀メダルを獲得した。世界選手権では4度優勝している。
出身大学は神戸学院大学。
