福岡市は、健康被害が懸念される有機フッ素化合物「PFAS」が検出された市内の井戸の周辺1カ所で新たに国の指針値を超えてPFASが検出されたと発表しました。
市によりますと西区西浦の井戸で自主的な測定により、PFASのうち有害性が指摘されるPFOSとPFOAが指針値を超えて検出されたとの情報が寄せられ、市は半径500メートル範囲内の井戸9カ所を調べていました。
その結果、1カ所の地下水から指針値の最大1.1倍程度のPFASが検出されたということです。
調査は1月23日から29日にかけて行われ、市はPFASが検出された井戸の利用者には飲むのを控えるように注意を呼びかけています。
市は指針値を超えた井戸からさらに範囲を広げて水質調査を行うとともに、原因を調べることにしています。
PFASは発がん性があるとされている有機フッ素化合物で、県内では福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地の井戸で指針値の30倍が検出されたと2024年に発表され、県が芦屋基地などに原因究明を求めています。