積もった雪が強風で舞い上げられ、視界が一面真っ白に。
大荒れの北海道でホワイトアウトが発生。
走行するバスは一瞬で白い闇に覆われ、見えなくなってしまいました。
6日午前7時ごろの北海道・留萌市では、急速に発達した低気圧の影響で猛吹雪に襲われました。
犬を散歩中の男性は、雪が舞い上がり視界が遮られてしまいます。
最大瞬間風速26.9メートルを観測する中、2メートルほどある大きなスーパーの看板も落下。
周囲に人はおらず、けが人はいなかったということです。
ホワイトアウトは旭川市でも。
市内中心部の河川敷ではごう音が鳴り響き、雪が上空高くまで舞い上げられていました。
歩行者は道路を横断するのが危険な状態に。
6日夜にかけて、旭川など上川地方で予想される最大瞬間風速は30メートル。
台風並みの暴風雪となる恐れがあります。
北海道の日本海側を中心に暴風雪警報が発表され、道内207の学校が臨時休校になりました。
台風並みの大荒れ天気の影響は交通機関にも広がり、道内では計238本の列車が運休しています。
一方、記録的な大雪に見舞われた青森市では5日のポカポカ陽気から一転、20メートル以上の最大瞬間風速を観測する激しい吹雪に襲われていました。
耳をつんざくような激しい強風で顔を上げられず、下を向きながら歩くことに。
中には体が強風にあおられてしまう女性も。
横殴りの吹雪に必死に耐える姿が多く見られました。
道路状況が悪く、雪にタイヤをとられる車も相次ぎ走行するのもやっとの状態です。
そして青森市では、上空に強い寒気が流れ込んできた影響で気温が急速に低下。
深夜に記録した4.4度が最高気温で、日中は氷点下となりました。
7日から8日にかけて警報級の雪の恐れがあり、警戒が必要です。
大荒れ天気の影響は、8日に投開票日が迫る衆議院選挙でも。
大分・津久見市の離島・保戸島では、期日前投票ではなく前倒し投票が行われていました。
悪天候の影響で投票箱を島へ運ぶためのフェリーが欠航する恐れがあるとして、投票日を繰り上げたということです。
列島各地で大雪の被害が相次ぐ中、午後3時ごろ、新潟県の十日町市では衝撃の光景が。
雪の重さに耐えきれず倒壊してしまった住宅。
家の柱は折れ、内装もむき出しになっています。
そして、屋根には大量の雪が積もったままの状態です。
近隣住民によると、現在は空き家で2日前の朝に大きな音を立てて崩れ落ちたといいます。
近隣住民:
(Q. 雪下ろしは?)していない。(雪かきが)間に合わない。一気に降ったので。(Q. 倒壊を見たら怖い?)ですよね。あれを見るとどうしても。結構つぶれる。(雪が)降ると。
総務省消防庁によると、午前8時半時点で1月20日からの大雪に関連した全国の死者数は合計42人。
新潟県では、死者は最多の15人に上っています。
相次ぐ雪の被害。
この週末には関東でも平野部などで雪が降る可能性があります。
予報を見てみると、北日本から西日本の日本海側を中心に警報級の大雪となって積雪がさらに増える恐れがあり、普段雪の少ない東日本から西日本の太平洋側でも大雪となるところがありそうです。
東京都では23区で1cm、多摩地区などでは3cmの降雪予報となっています。
さらに春の陽気から一転、東京では8日に最高気温が6度と、気温が急降下する予報も出ています。
街の人からは「(Q. 関東でも雪が降るかも)そうなんですか!?明日?ちょっとそれは困るなって感じ。足下がぐちゃぐちゃになるので、靴がすごいことになっちゃう。(家で)おとなしくしてます」「雪って聞いてるので、ダウンはしまわないでおこうと」「(寒暖差で)風邪ひきそう。(選挙)当日仕事なので、朝早く行こうかなと思ってたけど、雪が(降る)って言ってたからその前に行こうかなと切り替えて」といった声が聞かれました。