奈良市の世界遺産、薬師寺の発掘調査で創建時にさかのぼる、大型の建物跡が見つかりました。
薬師寺の西側には、東側の東院と対をなす位置にかつて「西院」があったとされます。
奈良文化財研究所が「西院」があったとされるエリアで、去年初めて大規模な発掘調査を行ったところ、建物の土台(基壇)が見つかりました。
土台の大きさから南北およそ22メートルに及ぶ建物があったとみられ、現存の金堂にも匹敵する規模だということです。
【奈良文化財研究所 我妻 佑哉研究員】
「単純に小さな建物が見つかっただけでなく大型な建物が見つかった、それが非常に重要ではないかと思っています」
奈良文化財研究所は、「創建時の薬師寺全体の伽藍配置の復元にもつながる重要な成果が得られた」と話しています。