東京では乾燥注意報が17日連続で発表されるなど、長引くカラカラ天気。
“30年に一度”といわれる記録的な少雨の影響は各地に広がっています。

5日、上空から撮影した大阪・河内長野市にある滝畑ダムの様子を見ると、貯水率が20%ほどとなったダムは岩肌がむき出しとなり、ひび割れが起きている場所が至る所で確認できます。
そして、付近の水は赤く濁っています。

ダムの管理事務所によると温泉や地下水で繁殖する鉄バクテリアの影響によるもので、渇水でより目立つ状態になっているということです。

この地域では給水制限などもなく生活に影響はないということです。

一方、愛知県では農業や市民生活に影響が出ています。

宇連ダムでは4日時点の貯水率がわずか5.5%となる深刻な状況。
豊川市の農家では水不足の影響でタマネギに根が張らず、簡単に土から抜けてしまう状態に。

このままでは大きく育たない可能性があると頭を悩ませていました。

ももぱぱのやさい畑・小野田泰博代表:
水をかけるにしても節水という状況で、非常に苦慮しています。1週間に1回ぐらいは雨がほしいですね。

また、節水が強化されている蒲郡市の入浴施設では1月末から臨時休館に。
浴槽などの水は抜かれ、ろ過する機器などのスイッチも全て切られた状態となっていました。

ユトリーナ蒲郡・細川美月施設長:
お風呂は生活の一部になっているお客さまが多いので、「困ったな」「どうしようかな」という声はすごく多く聞かれました。

市内にある高齢者の福祉センターでも来週から入浴施設が利用中止となる予定で、影響が多方面に広がる中、水不足解消のめどは立っていないということです。

一方、3月中旬並みのポカポカ陽気となった関東地方。
東京都心では日中の最高気温が13.8度まで上昇しました。

そうした中、横浜赤レンガ倉庫には長蛇の列。
イチゴのベレー帽をかぶった人の姿がありました。

行列のお目当ては旬真っただ中のイチゴ。
初日のきょうは先着300人にイチゴの無料プレゼントが行われました。

イベントではこぼれ落ちそうなほどたくさんのイチゴがのったパフェに、イチゴクレープなど甘いイチゴスイーツを堪能することもできます。

日中の最高気温は12度と暖かくなった横浜市。
ポカポカ陽気の中、イチゴフェスは大盛況でした。

神奈川県西部の松田町の公園では、早咲きのカワヅザクラが園内を彩っていました。
気温の上昇で例年より開花が早まり、桜祭りを1週間前倒して開催したということです。

一方、気温が上がったことで困った状況となったところも。

茨城県の袋田の滝では、2~3日前は8割まで凍っていた氷瀑(ひょうばく)が連日の暖かさで解けてきていました。

各地で春先の暖かさとなっていますが、週末の天気は一転、再び今シーズン最強レベルの寒気が入る予想で全国的に真冬の寒さに戻りそうです。

日本海側の広い範囲で大雪となり、積雪が急増する恐れがあります。

また、東京でも週末に雪が降る可能性があります。
関東南部の平野部では5cmの降雪が予想されています。

衆院選の投開票日を8日に控える中、路面凍結や交通機関の乱れなどに注意が必要です。