宮崎市の繁華街ニシタチを誰もが楽しめる街にしようと、飲食店マップが作られます。
外見からはわかりにくい、見えない障害と言われる高次脳機能障害の人が、飲食店で気軽に食事や会話を楽しんでほしいという取り組みです。
1月に開かれた事業説明会には、ニシタチの飲食店の店主や医師など約30人が出席しました。
高次脳機能障害はケガや脳卒中などの病気で脳を損傷後、新しいことを覚えられない、約束を忘れるなど、日常生活に深刻な影響を与える症状がでます。
説明会では、家族会や医師から症状の特徴などが伝えられました。
(宮崎大学医学部附属病院 リハビリテーション部 荒川英樹教授)
「『お席がこちらです』と案内にしても案内をしている方向にうまく来ていただけなかったりとか『財布をどこに置いているだろうか』『バックの中だったかな』とか、僕たちの思っている以上の色々なことが起こりうる」
「ぜひ宮崎が先進県になるように進めていきたい」
県内の高次脳機能障害者は7000人以上いるとみられます。
家族会の飛田洋会長は「特別な配慮はいらない」「せかさずゆっくりやさしく接客してもらえれば」と理解を求めました。
(ニシタチまちづくり協同組合 齊藤友亮理事長)
「ニシタチに多くのお客様をお迎えする風土を作りたいそこが趣旨なのでそこに参画してくれとご案内しました」
「あたたかいニシタチという雰囲気を作っていければと思います」
飲食店マップには、活動に賛同するお店に「心」のマークが印刷されます。
早ければ3月ごろに4万部がニシタチの飲食店やホテル・旅館、宮崎空港などで配布されます。