高市総理の衆議院解散に伴い8日に投開票が行われる衆議院選挙。福井県選挙区に立候補した6人が最も強く訴えているのはどんな政策なのか、各候補の声をまとめます。
 
福井1区の立候補者※届け出順
▼国民民主党・新人 山中俊祐候補(42)
▼参政党・新人 藤本一希候補(29)
▼自民党・前職 稲田朋美候補(66)
▼中道改革連合・前職 波多野翼候補(41)
 
福井2区の立候補者※届け出順
▼無所属(自民党が支持)・前職 斉木武志候補(51)
▼中道改革連合・前職 辻英之候補(55)
 


◆国民・山中候補「積極財政」

国民民主党・新人の山中俊祐候補は「積極財政」を重要政策に掲げます。企業が投資しやすい仕組みをつくることで経済を好転させ、豊かな社会を実現すると力を込めます。
   
「国民民主党は1にも2にも『経済』を重要視している。一つは『減税』による手取りのアップ。 そしてもう一つ大切なのは『投資』によってインフレに対抗できるモノやサービスをつくる能力を底上げしていくこともすごく大切。投資減税によって企業が積極的に投資できる環境を作り出すことによって需要と供給がかみ合い、経済が豊かになって一人一人が安定した生活を送れる。このようなメカニズムを進めていく」

◆参政・藤本候補「人口減少対策」

参政党・新人の藤本一希候補が強調するのは、人口減少対策です。子育て教育にかかる経済的な不安を根本から軽減し、報われる社会を実現すると訴えます。
 
「子供を産み、育てていただけるのであれば経済的な部分は国が責任を持つ。だから安心して産み育ててほしい、そのように言える政権が必要だと思う。子供一人につき毎月10万円を訴えてまいりたい。もう一つ、この日本に希望を取り戻したい。生きていれば、働いていれば必ず報われる、この国はきっと成長する。きょうよりもあすが良くなる、そんな希望をこの国に取り戻したい」

◆自民・稲田候補「北陸新幹線の早期全線開業」

自民党・前職の稲田朋美候補は、北陸新幹線の早期全線開業を強く訴えます。党の整備新幹線鉄道調査会の会長として重い責任を担い、一日も早い全線開業を実現できるのは自分だけだと語気を強めます。
 
「(新幹線の議論は)20年やってきた。いろんな先輩とやってきて、亡くなられた方も引退された方もいて、その人たちの顔が浮かぶ。熱意を積み重ねて、背中に背負って前に進めるのは私しかいない。だから任せてほしい」

◆波多野候補「若者の人口流出」

中道改革連合・前職の波多野翼候補は、福井の大きな課題として若者の人口流出を挙げています。医療や教育、福祉の現場の処遇改善をし働きやすくすることや、企業の拠点を福井に誘致するなどして若者が仕事を選べる環境をつくると訴えます。
 
「福井の大きな課題としては、仕事があまりないからということで若い人が福井から出て行っていることもある。本社機能を福井にどう移転させるか、また、研究施設を移転させる、そのための制度をしっかり整えてこの福井でも多様な仕事ができる環境を作っていきたい」

▼斉木候補「避難道路の整備加速の実績」

無所属で自民党が支持する前職の斉木武志候補は、原発事故時の避難道路にも位置付けられる、嶺南から滋賀県に通じる「美浜・高島道路」の整備加速を例に挙げ、議員として取り組んできた“実績”を強く訴えています。
 
「(原発が)7基も動いている嶺南だが、関西電力に50億円寄付をもらっても、それだけでは道路整備が進まない。国が予算をつけていかないと、嶺南の県民はものすごく不満を持っていることを、資源エネルギー庁に申し上げた。その結果として3月までにこのルート調査を加速をさせ、4月からルートを確認させていくということになった。嶺南にとってはこうした道路インフラを作る最大のチャンスが来ている」


◆辻候補「課題解決できる質の高い人材育成」

中道改革連合・前職の辻英之候補は、教育団体の代表や大学教授を務めた経験から「人材育成」を重要政策に掲げます。学校の教育費の増額などのに留まらず、課題を議論し解決できる質の高い人材を育てる教育政策を実行すると強調します。
  
「一丁目一番地は子供の政策。教育費、研究費の増大は、量としてやるが、問題は質。分断と対立を煽るのではなく、エネルギー政策、新幹線の問題、農業のコメ問題、物価高の問題といろんな主張がある。白か黒ではなく折り合いをつける議論をできる人をつくらなければいけない」

福井テレビ
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