アルゼンチン南部のパタゴニア地方で1月31日から続く大規模な森林火災は、鎮火のめどが立たないままだ。消火活動にあたる消防士は、政府の緊縮財政政策で人員が不足していると訴えている。
一方、キューバやアメリカには歴史的な寒波が襲来。フロリダ州では寒さで仮死状態になったイグアナが木から落下する事態となっている。
緊縮財政で人員不足…鎮火めど立たず
アルゼンチンで1月31日から続いている大規模な森林火災は、鎮火のめどが立たないままだ。

被害が広がっているのは、アルゼンチン南部のパタゴニア地方。これまでに4万5000ha以上が焼け、数千人の住民らが避難を余儀なくされている。
世界自然遺産の「ロス・アレルセス国立公園」で消火活動に当たる消防士の一人は、アルゼンチンのミレイ大統領による緊縮財政政策のため、人員が不足していると訴えている。

国立公園の消防士:
現在、消防士は390人です。ミレイ政権発足時は430人でした。人員不足です。辞職する人も多いです。今この瞬間も、同僚たちが辞職している。理由は単純に給料が足りないからです。給料が低すぎます。
AP通信によると、火災の範囲はさらに広がりつつあるという。
温暖な地域にも冬の嵐…“仮死状態”のイグアナ続出
一方、カリブ海に浮かぶ常夏の島国・キューバは、大寒波の影響による冬の嵐に襲われている。

沿岸部には、約3〜4mの高波が次々と押し寄せ、一部では冠水する場所もみられた。大寒波の影響で気温は上がらず、慣れない寒さに住民は四苦八苦。地元住民は、「何枚も重ね着して、身を守るためにできる限りのことをしています」と話した。
キューバは1年の平均気温が約25度だが、気象当局によると今後も朝の最低気温が10度を下回る日が続く見込みだという。
同じく歴史的寒波に見舞われているアメリカでは、普段は温暖な南部のフロリダ州で1日、思わぬ現象が相次いだ。

路上にいたのは、気を失ったイグアナ。イグアナは寒さが苦手で、体温が低下したことによって一時的に仮死状態に陥り、木から落下したとみられる。

外来種のイグアナは、無許可での駆除や運搬は本来禁止とされている。しかし、相次ぐ落下を受けて、フロリダ州は動けなくなったイグアナを回収し、当局に持ち込めるよう特別許可を出した。
(「イット!」2月3日放送より)
