鳥取県内で、SNSを通じて知り合った“女”から投資話やデートを持ちかけられたのをきっかけに、鳥取市の60代男性が約1200万円、鳥取県西部の50代男性が約580万円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」の被害にあったことが分かりました。

「FX投資で儲けている」 60代男性から約1200万詐取
鳥取県警によると、鳥取市の60代男性は2025年9月下旬、SNSアカウントに“女”からメッセージが届きLINEに誘導されました。そのLINEでやり取りを続けるうちに、“女”から「私の叔父はテレビ局で取締役をしていて、FX投資で儲けている。アドバイスがもらえるから一緒にやらないか」と誘われました。
利益が出せるかもしれないと考えた男性は、紹介された投資サイトに登録。指定された口座に最初10万円を振り込んで取引をしたところ、利益が出たと表示され信用したということです。
さらに“女”から「金額が多いほど利益が出る」と言われのを信じ、2025年11月10日から12月31日までの間に、11回にわたり計1180万円を振り込みました。

そして2026年1月2日に男性のスマートフォンに「インサイダー取引の疑いがある」という旨のメッセージが届いたため不安になり、消費者ホットラインに相談したところ、1190万円をだまし取られていたことが分かったということです。

「デートするには会員カードが必要」 50代男性は570万円超の被害
また鳥取県西部の50代男性は2025年12月、SNS上で「素敵な関係を探しています」と投稿していた”女” のアカウントを見つけ、リンクから“女”のLINEを登録。
その後、複数の女性の画像が送信されてきたため、男性が好みの女性を選ぶと、その女性のLINEを紹介されたということです。

すると「デートをするにはマッチングサイトの会員カードが必要」と言われた男性は、会員カード発行には電子マネーで1万円を支払う必要があるとの説明を信じ、電子マネーカードを購入し、カード番号を伝えたということです。

その後、マッチングサイトの担当者を名乗る“女”のLINEを紹介され、「サイト内に表示される金額を支払う必要がある。費用は最終的に全額返済される」などと言われ、これを信じた男性は2025年12月22日から28日までの間に、口座振り込みや電子マネーカードの購入などで、あわせて572万2000円を支払ったとしています。

何度もお金を要求されることを不審に思った男性が警察に相談したところ、計573万2000円をだまし取られていたことが分かりました。

鳥取県警は、SNSを通じて知り合った相手から投資やデートに誘われて金銭をだまし取られる手口の被害が、特に40代から60代で多いとして注意を促しています。
警察は、知らない相手からLINE登録や振り込み、電子マネーカードの購入などを求められた場合は詐欺を疑い、被害に遭わないよう呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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