フランスの検察当局が、SNS「X」をめぐり、生成AIによる性的な画像の拡散などに関与した疑いで、パリの事務所を家宅捜索した。
パリ検察は3日、イーロン・マスク氏が所有するSNS「X」のフランス拠点を家宅捜索したと発表した。
検察によると、Xに搭載された生成AI「Grok」が、本人の同意のない性的なディープフェイク画像や、児童ポルノにあたる画像の作成や拡散につながった疑いがあるとしている。
また、データ処理の仕組みが不正に運用されていた可能性も捜査の対象になっている。
検察は、マスク氏と前のCEOから今年4月に、任意で事情を聴くとしている。
一方、X側は、「疑惑には根拠がなく、一切の不正行為を否定する」と声明を出し、マスク氏も、「政治的な攻撃だ」と反発している。
検察はフランスで事業を行う企業として、法律を守る体制が取られているかを確認するための捜査だと説明している。