流氷シーズン到来の北海道12区。
オホーツクと宗谷管内という日本一広い選挙区で与野党が一騎打ちです。
ともに前職の自民・武部新候補と中道・川原田英世候補。
前回は7000票差で武部候補が勝利し、川原田候補が比例復活しました。
解散直前に新党「中道」ができたことで、仮に比例の公明票1万5000票が移ると、勝敗が逆転することになり、ともに緊張感漂う選挙戦となっています。
「政権交代したときくらいの危機感はある」(自民・前 武部新候補(55))
解散当日、危機感を口にした武部候補。
当選5回、高市政権では政調副会長を務めるなど実績十分ですが、今回は余裕の選挙戦ではありません。
「ありがとうございます。ありがとうございます」前回得票率が下がった大票田の北見・網走など都市部での票の掘り起こしに躍起です。
「網走、水産業、観光、いよいよここの呼人まで、女満別空港から高速道路がつながることになります。しっかりとインフラを進めていくことが必要」(武部候補)
ただ、追い風も感じています。
高市総理の人気です。
「(高市さんが)すごいチャーミングだなって思ってみたり、(今回の選挙戦が)自分ごとになっているなというのは感じます」(自民党支援者)
「高市総理が強い経済で笑顔のある暮らしっていうのが一番最初の政権公約の一番目なんです。小林会長と私が中心になって作りました」(武部候補)
自民党道連の会長というトップの立場ですが、今回は他の選挙区の応援にはまわらず、自分の選挙戦に専念し支持を訴えています。
「胸熱でガッツリと燃えて燃えて燃えて、戦い抜いていきたいと思います」(武部候補)
「おはようございます」(中道・前 川原田英世候補(43))
氷点下8度、毎週のように地元で声をあげるのは中道・川原田英世候補です。
「こんな政治は変えようっていう力強い有権者の皆さんからの熱っていうのは少し冷めてしまっているのかな。それだけ選択肢がないというか」(川原田候補)
バッジをつけてわずか1年3か月での解散。
知名度をカバーするべく、若さと行動力で有権者に実直に訴えてきました。
その姿勢は確実に広がっています。
「とても爽やかな方で政策もきちっとされていて頑張っていただきたいなと思います」(中道支援者)
「平和を未来へとバトンタッチさせるそのために今生きる我々は今、政治をやっている私たちは前に進まなくてはならない」(川原田候補)
新党・中道改革連合の結成で逆転勝利できる可能性が出てきましたが、不安もあると言います。
「我々の方向性・選択というのを多くの方に理解してもらうための時間が足りない」(川原田候補)
果たして公明党支持者の何割の票を獲得できるのか、超短期決戦で、読めない状態が続いている北海道12区。
有権者はどんな選択をするのでしょうか。