日本食の人気で農林水産物や食品の輸出額が13年連続で過去最高を更新しました。
ただ、政府の目標値には届いておらず、さらなる販路拡大が求められています。
農林水産省の発表によりますと、2025年1年間の農林水産物や食品の輸出額は2024年に比べ1934億円増え、1兆7005億円でした。
海外での日本食人気が続いていることなどで、13年連続で過去最高を更新しています。
最大の輸出先であるアメリカはトランプ関税の影響が懸念されましたが、影響は軽微で、「緑茶」や「牛肉」が堅調でした。
また、日本産水産物の輸入規制の影響が残る中国は「錦鯉」や「ビール」などが数字を押し上げ、3年ぶりに前年を上回りました。
品目別では、「緑茶」が好調で、健康志向の高まりから、ラテやスイーツに使う抹茶が人気で輸出額は2024年の約2倍に伸びています。
ただ、2025年までに輸出額を2兆円にするとの政府の目標には届かず、鈴木農水相は「輸出拡大余地の大きい現地系商流への食い込みが不十分だった」と述べた上で、目標を2030年までに5兆円まで引き上げることについては「販路の開拓ができれば、十分達成可能だ」との考えを示しています。