1月25日から27日に高梁市のファミリーレストランで料理を食べた26人が下痢やおう吐などの症状を訴え、岡山県備北保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、店を1月30日から4日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、高梁市段町のファミリーレストンチェーンの「ジョイフル」高梁店です。保健所によりますと1月25日から27日に、この店で食事をした少なくとも7グループ、40人中26人(男性12人、女性14人・10代~60代)が、下痢や発熱、おう吐などの症状を訴えました。

26人のうち、10代から40代の男女3人は入院していて、患者は快方に向かっているということです。保健所が調べたところ、症状を訴えた患者の便からノロウイルスが検出されたということです。保健所は集団食中毒と断定し、店を1月30日から2月2日まで、4日間の営業停止処分にしました。

保健所は食中毒を防止するため、調理前やトイレの後の厳重な手洗い、食品の十分な加熱を呼びかけています。岡山県では2025年12月18日からノロウイルス食中毒注意報を発令しています。

<献立>
・ハンバーグ
・鶏のから揚げ
・チキン南蛮
・チキンドリア
・トンテキ
・ポテトフライ
・ごはん など

◆ジョイフル 1月25日~27日の高梁店利用者に対し「体調に変化あれば連絡を」

ジョイフル(大分市)の発表によりますと、高梁市の店舗は子会社のジョイフル中国が運営しているということです。店舗は1月28日から自主的に営業を休止し、店舗内の清掃や消毒作業、従業員の健康状態の確認などを行っています。現時点では従業員と食材の店舗間の移動は確認されておらず、他店舗への影響はないとしています。

同社では「多くのお客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。今後もグループ全体で再発防止に全力で取り組み、信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。

ジョイフルでは1月25日から27日に高梁店を利用し、体調に変化がある場合は、お客様相談窓口まで連絡するよう呼びかけています。

電話番号:0120-526-980(お客様相談室窓口)
受付時間:10:00〜18:00

◆ノロウイルスの予防対策は?(岡山県ホームページより)

1.最も大切なことは手を洗うことです。特に、排便後や、調理・食事の前には、
  石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

2.おう吐物や下痢便にはウイルスが大量に含まれています。処理するときは、
  処理をする人自身が感染しないように気をつけましょう。使い捨ての上着や
  マスク、手袋、ゴーグルなどを着用し、下痢便、嘔吐物をペーパータオルなど
  で静かに拭きとった後、塩素系漂白剤で浸すように床を拭き取り、
  その後水拭きをします。拭き取りに使ったペーパータオルなどはポリ袋に入れ、
  密封して捨てることをおすすめします。
  また、処理をした後はしっかりと流水で手を洗いましょう。

3.おう吐物や下痢便で汚れた衣類は、ウイルスが飛び散らないように
  汚物を除去し、85℃で1分間以上の熱水処理または次亜塩素酸ナトリウム※で
  消毒しましょう 。
  おう吐物は思った以上に遠くまで飛び散ります。ウイルスが残らないように、
  塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用漂白剤の場合は約200倍
  程度に薄めて)で広い範囲を確実に消毒しましょう。

4.食品は中心部まで十分に加熱(85~90℃で90秒間以上)しましょう。

※塩素系漂白剤を使用する際には、「使用上の注意」を確認しましょう。
 アルコールの効果は低いとされています。

岡山放送
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