衆院選・長野4区。閣僚経験もある自民のベテランに、国民民主と共産の新人が挑む構図で、高市政権の是非などをめぐって舌戦を繰り広げています。

長野4区に立候補したのは届け出順に共産党・新人の武田良介さん(46)、自民党・前職の後藤茂之さん(70)、国民民主党・新人の花岡明久さん(46)の3人です。

■共産・新 武田良介候補の訴え

有権者:
「寒い中、頑張ってください」

共産党・新人の武田良介さん。2024年の前回選挙に続く挑戦です。

共産・新 武田良介候補:
「今の日本が危ない方向にどんどん向かっている時に、憲法を真ん中に新しい政治を実現する、私たちの手に政治を取り戻すために、この長野4区で自民党政治が終わった、そう言える結果を出しましょう」

主な政策では、消費税の一律5%への段階的な引き下げや法人税の見直しなどを訴えます。

共産・新 武田良介候補:
「企業団体献金の全面禁止へ政治と金の問題をただしてまいります」

活動の中心は遊説と街頭演説。

この日は、諏訪市や塩尻市などを回りました。

選挙戦では、「高市政権に正面から立ち向かう」として、対決姿勢を鮮明にしています。

共産・新 武田良介候補:
「自民党政治を終わらせる選挙。アメリカに言われて軍拡を進めている。その軍拡の予算が国民の暮らしにも影響してる。これを続けていいのかどうかということが問われる選挙」

中道改革連合の結成により、県内で続いてきた野党共闘の関係は解消されましたが、逆に「党の訴えが明確になった」と前向きに捉えています。

共産・新 武田良介候補:
「大企業を応援する自民党政治。これに対決して変えるという点では、もう日本共産党しかないということが逆に明確になった選挙。一分一秒を惜しんで、街頭からの訴え、屋内の集会も含めて訴えていく」

■自民・前 後藤茂之候補の訴え

自民・前 後藤茂之候補:
「太って見えるからダウンジャケット着ないように頑張っていたけど、さすがに今回は着た方がいいって」

9回目の当選を目指す自民党・前職の後藤茂之さん(70)。

しっかり寒さ対策をして選挙戦に臨んでいます。

自民・前 後藤茂之候補:
「総理がしっかりと責任ある政策を実行するための、それだけの覚悟の解散であると理解いただければ。すべての子どもたちにしっかりと教育の機会を保証していく、教育の機会が保証された子どもたちが社会の中で挑戦するチャンスを保証していきたい」

厚生労働大臣や経済再生担当大臣を務めた実績をアピールしつつ、教育・子育て政策の充実や、経済の好循環に向けた中小企業への投資などに力を入れていくと訴えます。

自民・前 後藤茂之候補:
「ありがとうございます。気を付けていってください、滑らないようにね」

冷え込みが厳しい地域柄、各地で小規模な個人演説会を開くなど工夫しながらの選挙戦。

政界や有権者からも「よく通る」と言われる声を生かし、最後まで訴え続けます。

自民・前 後藤茂之候補:
「丁寧にあるべき政策とか地域づくりの理念とか、そういうことを熱量を持って語っていきたい。高市総理が自分の進退をかけて国民に信を問うという解散なのでしっかりと頑張ってやらせていただきたい」

■国民・新 花岡明久候補の訴え

国民・新 花岡明久候補:
「困ったときに質の高い生活サービスを全国どこにいても受けられる社会をつくっていきたい」

国民民主党・新人の花岡明久さん。

2012年の衆院選では長野5区に旧民主党から出馬した経験があり、2度目の国政挑戦です。

選挙戦では夜間・休日の小児医療におけるオンライン診療の導入や消費税の一律5%への減税などを訴えます。

国民・新 花岡明久候補:
「オンライン診療で小児科医が、この諏訪の地で夜間休日に診てもらえる体制をつくっていきたい。それが子ども食堂ならぬ『子どもドクター』という制度」

出馬表明は公示の5日前で、目下の課題は知名度不足。

精力的に街頭演説や遊説を行っています。

国民・新 花岡明久候補:
「もっともっと手取りを増やす政治を実現してまいります」

有権者:
「国民民主の方が初めて出て、しかも衆院選なので非常に興味を持ちまして」

国民民主党は前回選挙で躍進し、今回は初めて県内小選挙区にも候補者を立てました。

連合長野の推薦を受けていて、「新たな選択肢」として有権者の期待も高いと感じています。

国民・新 花岡明久候補:
「旧来の政治体制に戻るか、いわゆる多党化、それを守り続けるのか、その選挙。(他党化の今)いろんな政党のいいところを持ち寄って、そして課題解決に導いていく。それで実際、結果が出ている。常に国民目線『対決より解決』その政治を引き続き行っていきたい」

衆院選の投開票は2月8日です。

長野放送
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