衆院選の大分1区は合併前の旧大分市が選挙区となっていて、今回5人が立候補しています。
前回出馬した4人に新たな新人1人が割って入ったことで、構図が一変。激しい選挙戦となっています。

構図一変 国政初挑戦の国民・新人が出馬

◆国民・新 堤淳太候補(47)
「大分から日本国民を豊かにしていく。不可能を可能にする挑戦をしていく。その立会人として、 協力者として、一緒に新しい大分を作っていきましょう。大分から日本を変えていきましょう」

大分1区の構図を一変させたのは、国政初挑戦となる国民民主党・新人の堤淳太候補です。
京都府議を2期務めた経験があり、党本部の公募で公認候補に選ばれました。
出馬表明が公示直前となったため、知名度アップが課題で、街頭演説を重ねることで支持拡大を図ります。

◆国民・新 堤淳太候補(47)
「私が最も訴えたい政策は『手取りを増やす、現役世代の応援』。働く現役世代がしっかりと次世代を育成できる、先輩世代を支えていけるような、 そんな社会経済の仕組み作りを整えていきたい」

無所属のベテラン前職は実績アピール

◆無・前 吉良州司候補(67)
「自民党政権は一般の生活者、国民よりも、自分たちに献金をしてくれる企業の利益を優先する」

無所属で前職の吉良州司候補。後援会と連合大分を軸とした野党勢力の後押しを受け、7回当選してきたベテランです。
しかし今回、国民が候補者を擁立したことで、連合大分が一枚岩になれませんでした。
苦しい選挙だと話す吉良候補。これまでの実績をアピールしつつ、SNSでの発信にも力を入れ、無党派層の取り込みも狙います。

◆無・前 吉良州司候補(67)
「私が最も訴えたい政策は『物価高の根本治療』。行き過ぎた円安を抑え、輸入物価の高騰を抑えることが、一番直球の物価高対策になる」

父は元参議院議員 自民党・新人は2回目の挑戦

◆自民・新 衛藤博昭候補(46)
「暮らしの中に希望をもって、きょう頑張ったら明日はもっとよくなっていける、そんな希望を持てる日本を、大分を、次の子供たちに手渡していかねばならない」

自民党・新人の衛藤博昭候補は2回目の国政挑戦。父は参議院議員だった衛藤晟一氏です。
連立与党を組む日本維新の会が推薦、一方で、前回は推薦をしていた公明党が今回は自主投票を決めています。
党一丸となって臨む選挙戦、30日には高市総理も応援に駆け付ける予定で、高い内閣支持率を追い風としたいところです。

◆自民・新 衛藤博昭候補(46)
「私が最も訴えたい政策は『責任ある積極財政』。まずは減税で一人一人の暮らしをしっかりと豊かにすることによって、経済を大きく成長させていく。そして、未来への投資として、成長する分野に積極的で大胆な投資を行っていく」

13回目の国政挑戦 共産・新人は高市政権を批判

◆共産・新 山下魁候補(49)
「大企業中心、富裕層優遇の政治に今こそメスを入れよう。本来政治というのは、国民を絶対に戦争に巻き込まない。そのために働くのが政治家ではないか」

13回目の国政挑戦となる共産党・新人の山下魁候補です。
党が長年主張してきた消費税減税・廃止を訴え、高市政権を「アメリカの言いなりだ」と厳しく批判します。
大規模な集会は開かず、小まめに地域を回り、支持拡大を図る考えです。
党所属の国会議員も応援に入る予定で、政権の批判票の取り込みを図ります。

◆共産・新 山下魁候補(49)
「私の最も訴えたい政策は『暮らし平和人権を守る』。暮らしで言えば物価高。やっぱり一番特効薬は消費税の減税を財源を示して訴える」

参院選で躍進 参政・新人は4回目の国政挑戦

◆参政・新 野中しんすけ候補(39)
「参政党が日本のために何ができるのか。そして理念の中に日本の国益を守ることを訴えている。そういう政党が参政党ということをもう一度この選挙戦で訴えていきたい」

参政党・新人の野中しんすけ候補。党の県連会長で、国政挑戦は4回目です。
ユーチューブのチャンネルの登録者数は10万人以上、インターネットでも積極的に情報を発信しています。
2025年の参院選で党が躍進。県内でも200人ほど党員・サポーターが増えたということです。
神谷代表も29日大分入りし、党を挙げて選挙区での勝利を目指します。

◆参政・新 野中しんすけ候補(39)
「私が最も訴えたい政策は『減税』。大分市民の皆さんが減税をしてほしい、生活が苦しいんだという声を私に届けてくれるからこそ、やはり私は代弁者として訴え続ける」

公示直前に国民が候補者を擁立したことで、選挙の構図が一変した大分1区。都市部に多い無党派層にどれだけ浸透を図れるかが重要なポイントです。
また「中道改革連合」の候補者がいないため、今回自主投票を決めている公明党の支持者の票の行方も勝敗に影響を与えそうです。

テレビ大分
テレビ大分

大分の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。