衆院選が公示された。佐賀1区は「ゆうこく連合」「参政党」「自民党」の三つ巴の戦い。佐賀2区は「自民党」「中道改革連合」の一騎打ち。毎回、激戦が繰り広げられてきた佐賀。今回も激しい選挙戦がスタートした。
佐賀1区 前職・新人の三つ巴の戦い
佐賀1区に立候補したのは、届け出順に、ゆうこく連合・前職の原口一博さん(66)。参政党・新人の重松貴美さん(36)。自民党・前職の岩田和親さん(52)の3人。

直近の2回は前職同士の一騎打ちだったが、今回は三つ巴の戦いとなった。
「ゆうこく連合」 原口一博候補
ゆうこく連合・前職の原口一博さん(66)は、立憲民主党と公明党が結成した「中道改革連合」には合流せず、新党「減税日本・ゆうこく連合」を立ち上げた。

ゆうこく連合 原口一博候補:
ゆうこく連合という大きな塊を作って佐賀に帰ってきました。なぜか。今われわれは、あっちが悪いこっちが悪いと言っている時間はないんです。分断している時間はないんです。皆さん、日本人の力を私たちゆうこく連合で結集しようじゃありませんか

出発式では、約200人を前に消費税廃止や農業政策についてアピールした。

ゆうこく連合 原口一博候補:
農家を全員で支えてそして、安全で安心なコメをみなさん食べようじゃありませんか。原口一博に農政も変えさせてください

初日の午後は、複数のSNSで生配信。今後は共同代表として全国を回り、11回目の当選を目指す。
「参政党」 重松貴美候補
参政党の新人、重松貴美さん(36)。鳥栖市の会社役員で前回の衆院選は熊本1区から立候補。今回初めて地元佐賀での国政選挙に臨む。

参政党 重松貴美候補:
私たちはひとりひとり日本なんだと。そのような自覚をしっかりと持って、この国政選挙に挑む。そして私たちの国は自分たちで守っていくんだと。そういう気概を持って、普通の母親ですが、この選挙戦にしっかりと挑んでまいりたいと思います

唯一の女性候補で、2人の子をもつ母として、少子化対策についても訴えている。

参政党 重松貴美候補:
子供たちに対する、教育に対する投資。0歳から15歳までの子供一人当たりに毎月10万円の教育給付金を支給する。こういったことをわたくしたち参政党は訴えています

去年の参院選では議席数を増やし大きく躍進した参政党。今回の衆院選で重松さんがどこまで票を伸ばせるか注目される。
「自民党」 岩田和親候補
自民党・前職の岩田和親さん(52)。寒さ対策のため屋内で行われた出陣式には約450人が集まった。

自民党 岩田和親候補:
高市総理を信任していただきたい。そしてこの佐賀1区においては、私、岩田がこの大事な高市政権の一翼を担っております。どうか皆様のお支えで、この戦いをなんとか勝たせていただきたい

初日は建設会社や農協などを訪れ、高市内閣の副大臣として経済・農業政策に取り組む考えを強調した。

自民党 岩田和親候補:
農業の現場の声をちゃんと農水省にこの国の議論の場に届けなければいけない。皆さんと一緒に農政に取り組む、私の役目であります

小選挙区では4連敗。比例復活での当選が続く岩田さん。自ら作った「アイラブ佐賀ジャケット」で佐賀への愛を身にまとい、真冬の選挙戦に臨む。
佐賀2区 前職同士の一騎打ち
佐賀2区に立候補したのは、届け出順に、自民党・前職の古川康さん(67)と中道改革連合・前職の大串博志さん(60)の2人。

参政党・共産党を含む4人で争った前回とは異なり、前職同士の一騎打ちとなった。
「自民党」 古川康候補
自民党・前職の古川康さん(67)。地元・唐津市で臨んだ出陣式には約700人が参加した。

自民党 古川康候補:
中山間地域に住んでいる人たちも、ここに暮らし続けてよかとね、と聞かれることがある。よかとですよ。安心して暮らしてくださいと言い続けられるような、そういう政策を、皆様方からいただいてやっていくのが、この私の仕事であります

高市内閣の高い指示率を追い風に、「地方の声を届ける」とアピールする。

自民党 古川康候補:
高市総理には、これまで以上に地方に目を向けていただきたいと思っています。それを言うのは、地方選出の議員しかおらんじゃないですか

投票の約半数が期日前だった前回の選挙を踏まえ、「ロケットスタートで臨む」と意気込む古川さん。初日からさっそく選挙区すべての市町を回る予定で、2014年以来の小選挙区での勝利を目指す。
「中道改革連合」 大串博志候補
中道改革連合・前職の大串博志さん(60)。出陣式には、新党として協力態勢を組む公明党の県議や市議が初めて応援に駆け付けた。

中道改革連合 大串博志候補:
金、しがらみ、癒着で動く政治から、私たちひとりひとりの声で動く、当たり前の生活者ファーストの中道の政治に皆さんと一緒に変えていこうではありませんか

公明党佐賀県本部 中本正一代表:
この度、大串博志候補を支援するこの陣列に初めて仲間入りをさせていただきました

対立候補には3連勝中。今回は新党からの立候補となった。
中道改革連合 大串博志候補:
非常に熱いみなさんからの声をいただいたなと思います。初日にしてはかなり反応をいただいているなと思って非常に勇気づけられました

前回は立憲の幹部を務め、地元の活動は3日間だった大串さん。今回は地元で支援を呼びかけ、8回目の当選を目指す。
衆議院選挙では毎回、激戦が繰り広げられてきた佐賀。今回も序盤から激しい選挙戦が展開されている。
