岡山市は、中心部の回遊性の向上を目指すため、市内を走る路面電車に新しい路線を整備する事業計画案をまとめました。事業費は約27億4000万円を見込んでいます。

(岡山市 大森雅夫市長)
「駅前広場への(路面電車)乗り入れに合わせて、駅前広場に集中しているものを都市全体に広げていく必要がある。整備費を市が負担しても実施すべきだと判断した。」

岡山市の大森市長は1月26日の会見でこのように述べ、路面電車の新しい路線整備への決意を示しました。新しく整備するのは、岡山市北区表町にある岡山芸術創造劇場ハレノワの周辺です。既存の清輝橋線大雲寺前電停と東山線西大寺町電停の間の約600メートルを結ぶもので、岡山電気軌道が運行する計画となっています。

◆運行開始後に赤字となった場合 ”市がその50%を負担”

路線の仮称は、「ハレノワ線」としています。事業費は約27億4000万円に上り、市と国が半分ずつ負担する「みなし上下分離」方式を採用する予定です。事業計画案には新しく「ハレノワ前電停」を整備することや運行開始後に赤字となった場合、市がその50%を負担することなども盛り込みました。

中心部の回遊性の向上を目的とした事業で、利用者は1日約700人を見込んでいます。市は、2029年度中の運行開始を目指し新年度の当初予算案に調査や設計費用を計上することにしています。

岡山放送
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