インバウンド効果もあり、市場規模が去年35兆円を超えるなど伸び続けている日本の外食産業。

しかし廃業率が最も高い業界の1つで、3年以内に閉店に追い込まれる店も多く、3年続く店はわずか30%とも言われている厳しい世界です!

そんな中、なんとオープンの時点で閉店する日がすでに決まっているという「期間限定」のお店が話題になっています。

■海鮮丼店なのにチョコクロワッサン!?

【秦令欧奈アナウンサー】「京都市下京区にやってきました。ここに期間限定で開店した話題のお店があるそうなんですが…こちら『海鮮ときどきブタ』、恐らく海鮮と」

ビルの地下にあるお店なんですが、どんな期間限定なのでしょう?

【秦令欧奈アナウンサー】「こちらは何のお店ですか?」
【店員】「海鮮丼のお店になります」
【秦令欧奈アナウンサー】「海鮮丼のお店。やっぱりそうだ」

コロナ禍の2020年にオープンした、「海鮮ときどきブタ」。新鮮なネタで勝負する海鮮丼のお店なのですが、一体、何が期間限定なのでしょうか。

【秦令欧奈アナウンサー】「期間限定と聞きましたが、何日間ぐらい?」
【店主 藤井秀樹さん】「100日限定です」

【秦令欧奈アナウンサー】「海鮮丼のお店が期間限定なんですか?」
【店主 藤井秀樹さん】「海鮮丼はずっとやってるんですけど、チョコクロワッサンが100日限定です」

そうなんです!秦アナウンサーは気付きませんでしたが、実は店の入り口にもポスターが!!

海鮮丼の店の一角で始めた期間限定の商売が、”クロワッサン専門店”だったんです!

クロワッサンはチョコに抹茶、ホワイト、そしてマーブルの4種類で、お値段は1個550円!

■なぜ海鮮丼屋がクロワッサン販売?

【秦令欧奈アナウンサー】「なぜ海鮮丼のお店が、期間限定のクロワッサンのお店を?」

【店主 藤井秀樹さん】「オフィス街なので忙しいのはランチタイム(正午からの1時間)のみ。午後1時からの時間を有効に使えないか…使っていないオーブンがあった。条件にはまったのがクロワッサン」

実はコレ、あえて100日という期間限定にしてチョコクロワッサンの店をフランチャイズ展開する札幌の企業のサービス。

材料もレシピもその企業から提供されるので、開業まで最短でわずか3週間!

【秦令欧奈アナウンサー】「うわぁ~おいしい、ぜいたく!チョコレートが分厚いですね」

このクロワッサン目当てにこれまでは少なかった女性客も増えたそうです。

【客】「めっちゃおいしい!」
【秦令欧奈アナウンサー】「期間限定という言葉は?」
【客】「なんか行っとかなアカンみたいな」

【客】「クロワッサンを(買いにきた)。100日間の間に買おかな、終わるまでには…」

■100日限定の威力で売上アップ!

サービス開始からおよそ50日がたちましたが、ここまでの売り上げは…

【店主 藤井秀樹さん】「前半50日で約2000個」
【秦令欧奈アナウンサー】「2000個×550円…え~どんぐらいだ?あれ待って、2000かける550…100万円を超えてるってこと?」

【店主 藤井秀樹さん】「クロワッサンの客が海鮮丼も食べてくれる」
【秦令欧奈アナウンサー】「これが売れることで、海鮮丼の売り上げも上がっていってる?」
【店主 藤井秀樹さん】「そうですね」

チョコクロワッサンが生み出す相乗効果によって、なんと店の売り上げは3割増しに!

■日本人は新しいもの好きで飽き性

でも、そもそもなぜ100日の期間限定なのか?

100日チョコクロワッサンを全国展開する札幌の企業に聞いてみました!

【秦令欧奈アナウンサー】「なぜ100日限定にこだわる?」

【レイアークフランチャイズ本部 稲野裕作さん】「100日が終了したら、このフランチャイズが終わりではなくて、色々なお店を100日ごとに展開していく。

日本人は新しいもの好きで飽き性なので、新しいお店ができたら話題性だけで、100日ぐらいは盛り上がっている。100日ごとに商品を変えながら、続けていくという企画」

現代人のニーズに合わせた、まさに令和のサービス。

■究極の期間限定!たった1週間だけの「幻の卵屋さん」

そんな中、さらにおっカネ~期間限定のお店が…。

【秦令欧奈アナウンサー】「神戸にやってきました!究極の期間限定のお店があるということで。それがあるのが神戸マルイ!さっそく行ってきます!」

【秦令欧奈アナウンサー】「どこですかね…」
【スタッフ】「こちらです!」
【秦令欧奈アナウンサー】「たまごかけご飯…たまごかけご飯屋さん?始めてみるジャンルのお店ですね」

店員さんに話を聞いてみます。

【秦令欧奈アナウンサー】「何のお店ですか?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「全国のブランド卵をバイキング形式で販売する店」

店頭には、北海道から沖縄まで全国各地で選び抜かれたブランド卵が10種類以上、日替わりで並びます。

お値段は、好きな卵を6個選ぶことができて、ちょっとお高めの1000円!

■“1週間”限定で幻

店の名前は「幻の卵屋さん」ですが、いったいどこが幻なのでしょうか…?

【秦令欧奈アナウンサー】「ここが期間限定のお店なんですね?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「1週間限定でやらせてもらってます」

取材日は1月20日なのですが…。

【秦令欧奈アナウンサー】「ちなみにいつから1週間なんですか?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「1月14日からスタート」

【秦令欧奈アナウンサー】「え?ということはあしたで終わりですか?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「きょうで終わり」

わずか1週間しかオープンしないという、まさに幻の卵屋さん!

26日からは1週間京橋駅で、2月9日からも場所を移して営業されるそうです。

■1日150万円を稼ぐ「幻の卵屋さん」の秘密

【秦令欧奈アナウンサー】「なんで1週間という期間限定なんですか?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「色んなところに出店し、認知度を上げたい。経験則として3週間やると、売り上げが鈍化する」

【秦令欧奈アナウンサー】「3週間で売り上げが落ちていく時代ということですか?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「そうかもしれないですね」

【秦令欧奈アナウンサー】「最高の売り上げはどのぐらい?」
【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「1日の最高の売り上げは150万円」

【秦令欧奈アナウンサー】「6個パックで1000円ですから…150万円割る1000円…え?待って待って待って…1日に1500パックを販売!大人気じゃないですか」

お客さんの反応は?

【客】「機関限定だからプレミアム感がある。常設の店も作ってほしい」

【客】「きょうしかないと思って…。たまごかけごはん好きなんで、高くてもおいしいものがいいかなぁ」

いつも買えない期間限定だからこその”たまの贅沢”。

■TKGチャンピオン卵「夢王」を実食!

せっかくなので卵のプロ小原さんにTKG、いわゆる「卵かけご飯のチャンピオン」を教えてもらいました。

【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「”夢王”。すごく味が濃厚で、後味がすっきりした卵。たまごかけごはん祭りで3連覇して、初めて殿堂入りした卵で、今一番TKGに合う卵と言われている」

秦アナウンサー”夢王”を試食させてもらいました。

【秦令欧奈アナウンサー】「濃い!ちょっとさわやかさも、鼻から抜けていくような。不思議な感覚。おいしい!これは食べないと分からない」

【ユニメディア地域フードコーディネーター 小原佑次郎さん】「たまごかけごはんは、色んな食べ方がある。卵を溶いてから入れるとか、白身をメレンゲにする。卵自体も色んな味がある。TKGは宇宙だ」

(関西テレビ「newsランナー」2026年1月23日放送)

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