「大寒」の20日、1年で最も寒さが厳しいとされる通り、秋田県内は寒波に見舞われています。沿岸を中心に雪を伴って風が強まったほか、内陸部では積雪が増加しました。雪の影響で秋田新幹線が運転を見合わせるなど、交通機関にも影響が出ました。
強い冬型の気圧配置の影響で、20日の県内は沿岸を中心に荒れた天気となりました。
各地の最大瞬間風速は、にかほ市と八峰町八森が25.9メートル、秋田市が23.5メートルなどとなりました(午後5時時点)。
秋田市に住む男性は「風が強くて厳しい。寒くて風邪をひかないようにしないと」と話していました。
また広い範囲で断続的に雪が降り、午後5時時点の積雪は、北秋田市阿仁合が109センチ、仙北市角館が94センチなど山あいの地域を中心に増加しました。
交通機関にも影響が出ました。
秋田新幹線は、秋田駅と盛岡駅の間で始発から運転を見合わせ、上下17本が運休や区間運休となりましたが、午後3時ごろ運転を再開しました。
香川県から来た人は「遅くても11時7分のこまちに乗れないと高松まで到着しないが、運休になっているので代替の交通手段を探していた」と話し、長野から訪れていた人は「本当はきょうも仕事だったが、仕事を取りやめて移動の日にした。しかし帰れそうになくて困っている」と話していました。
また、20日午前8時半までに、スリップによる事故が10件確認されたということです。
強い冬型は25日ごろまで続く見込みで、21日午後6時までの24時間に降る雪の量は、沿岸・内陸ともに山沿いで50センチ、平野部で40センチと予想されています。
秋田地方気象台は、大雪による交通障害や屋根からの落雪などに注意・警戒するよう呼びかけています。
また県は、21~27日まで沿岸北部に「雪下ろし注意情報」を発表しています。