プレスリリース配信元:R&G
ブラック企業に入らないために気をつけたことに関する意識調査
株式会社 R&G(埼玉県さいたま市、代表:吉田 忠義)は、お仕事をしている500人を対象に「ブラック企業に入らないために気をつけたことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「ブラック企業」という言葉は、すっかり浸透しました。転職や就職で企業を選ぶ際には「ブラック企業を避けたい」という気持ちで活動する人も多いのではないでしょうか。
しかし応募前の限られた情報だけで、企業の実態を見抜くのは難しいもの。
そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )が運営するR&Gの特定技能外国人採用サポート( https://r-andg-saiyou.com/ )は、お仕事をしている500人に「ブラック企業に入らないために気をつけたこと」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、うちやま社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士の内山美央氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL( https://r-andg.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:お仕事をしている人
調査期間:2025年11月1日~4日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性311人/男性189人)
回答者の年代:10代 3.0%/20代 22.4%/30代 33.0%/40代 22.4%/50代以上 19.2%
【調査結果サマリー】
・ブラック企業に入らないために気をつけたこと1位は「会社情報を調べる」
・気をつけていたのにブラック企業に入ってしまったと答えた人は55.0%
・入社後にブラック企業だと感じた理由は「残業代が出ない」
ブラック企業に入らないために気をつけたこと1位は「会社情報を調べる」

お仕事をしている500人に「ブラック企業に入らないために気をつけたこと」を聞いたところ、1位は「会社情報を調べる(29.6%)」、2位は「残業の実態を調べる(23.6%)」でした。
多くの人が、応募前の情報収集を重要視していました。なかでも、重視されていたのは「会社の基本情報」「残業の実態」「職場の雰囲気」「求人情報」などです。
会社の基本情報や求人情報などは表に出ていて比較的調べやすい情報。一方、残業の実態、職場の雰囲気などは、実際に働いている人からの聞き取りなどをしないと、わかりにくい部分です。
「まずは基本情報や求人票をしっかり確認してから、働いている人の口コミや職場の雰囲気を調べる」という声も。調べやすい情報でふるいにかけ、興味が湧いたら調べにくいところまで探っていく人もいるようです。
<1位 会社情報を調べる>
・応募する前に、企業のホームページや求人サイトのページをよく見て、「きちんと内容が更新されているか」「使用されている写真が古すぎないか」などを確認する(30代 女性)
・会社紹介の記事をネットでできるだけ多く調べて、会社理念や社長の経営方針やメッセージを確認しました(40代 男性)
・応募先のホームページをチェックしたり、口コミなどで下調べをした(50代以上 女性)
会社情報を調べるために閲覧されていたのは、企業サイトや会社紹介の記事、口コミサイトなどです。企業サイトでは、内容を調べるのはもちろん、「サイトがあるか」「更新されているか」「情報が古すぎないか」など情報公開の姿勢をチェックしている様子も伺えます。
また「在籍者や退職者による企業口コミ」のサイトを参考にすると、OBOG訪問や企業訪問をしなくても、実際に働いている・いた人の感想をチェックできるようになっています。公式情報だけでは見えない実情を補うために、口コミサイトを活用している人も多くなりました。
<2位 残業の実態を調べる>
・平均残業時間を聞いたり調べたりすることで、確認を行いました(20代 男性)
・夜、会社の灯りがついてないか確認しに行った(30代 女性)
・実際の残業時間について質問した。「概算でいいので教えてくれ」というかたち(50代以上 男性)
ブラック企業の特徴としてよく挙げられるのが「残業や休日出勤の多さ」「長時間労働」です。そのため残業の実態を重視して調べた人も多くなりました。
調べ方としては「面接で残業時間の実績を聞く」「口コミで調べる」「夜中に会社の電気がついているか見に行く」「会社から連絡が来る時間帯をチェックする」などが挙げられています。
面接で残業時間を直接聞くことに抵抗がある場合に、「概算で」とか「一日の働き方を教えてほしい」といったかたちで聞いている人もいました。
<3位 職場の雰囲気を観察する>
・面接のときに、社員の表情や職場の雰囲気をよく観察するようにしました(20代 女性)
・面接で会社の雰囲気を確認し、自分が働いていけるかを考えるようにしたこと。可能な企業には見学させてもらい、現場の雰囲気を確認したこともあります(30代 男性)
・面接時や電話対応のときなどに感じる違和感を大事にする(40代 女性)
ハラスメントや人間関係といった職場の雰囲気の良し悪しは、働きやすさに大きく影響します。そのため「面接官の雰囲気」「面接などで職場を訪れた際に垣間見える社員の表情」といった職場の雰囲気を注視している人もいました。
口コミでも雰囲気を調べることは可能ですが、「支店や部署」「年度」などによって雰囲気は異なります。そのため、実際に自分で今の職場を見て感じることを大切にし、積極的に職場見学をお願いした人も複数いました。
<4位 求人情報を細かく見る>
・求人票を見たときに違和感を感じるところがないか、他の人にも内容を確認してもらいました(20代 女性)
・求人情報で「アットホーム」と書いてあるところは徹底的に避けました。まともな企業なら、そんなところをアピールしなくていいはずだからです(30代 男性)
・募集内容に「アットホーム」と書いてあり、給料の金額の幅がすごく広い(例えば月15万円から40万円など)ところは、気をつける(50代以上 男性)
求人情報で避けるワードとしては、「アットホーム」「風通しがいい」「やりがい」「未経験でも活躍」「高収入」などが挙がっています。
仕事内容そのものを細かく書くのではなく、抽象的な雰囲気を伝えてくる会社は、信用できないといった声がありました。また、仕事内容や給料など、応募前に知っておきたい情報が明確に掲載されていないことも、不信感につながります。
「写真がフリー素材のところは却下」という人もいて、求人情報(採用活動)にお金や手間をかけているかも見られていることがわかります。
<5位 休日の実態を調べる>
・休日日数を重要視していたので、会社HPで調べた上で面接時にも質問した(30代 女性)
・前の会社では有休を取れなかったので、有休の取得率を聞いた(40代 女性)
・面接時に有給休暇の取得状況や取得方法について質問した(50代以上 男性)
ブラック企業の特徴としては、残業の多さとともに「有給休暇の取りにくさ」「年間休日の少なさ」も挙げられます。心身共に健康な状態で働くためには、休むことも大事なので、休日の実態を調べる人も多くなりました。
調べる方法としては「公式サイトや求人票で確認」「面接で直接聞く」などが挙がりました。前職で有休が取れなかった経験をすると、法律上は付与されていても、実際には取得しづらい職場があることに気づくため、念入りに確認したくなると考えられます。
<6位 離職率を調べる>
・企業研究をする際に、その企業の離職率について調べていました(30代 女性)
・面接のときに社員の平均年齢を確認した。社員の平均年齢が低いと、「長年続けているベテランが少ない=離職率が高いブラック企業」という可能性があると感じる(40代 男性)
・社員の入れ替わりが激しい会社は避けるようにした(50代以上 男性)
「人間関係が悪かったりハラスメントがあったりする」「残業が多く、休みが少ない」といった働きにくい職場だと、退職者が増えて離職率が高まると考えられます。そのため、職場環境の健全さを表す指標として、離職率を注視した人も多くなりました。
離職率の調べ方としては「転職エージェントやハローワークで聞く」「求人広告が出続けている企業は離職率が高いと考える」「平均年齢から推測する」などが挙げられています。
<7位 福利厚生をチェックする>
・交通費は全額支給されるのか(30代 男性)
・賞与や各種手当の制度があるかどうかを確認する(30代 女性)
・給料が多少低くても、福利厚生の充実度でまかなえるかどうか(30代 女性)
福利厚生とは、企業が従業員に対して提供する給与以外の手当やサービスを言います。例えば「健康診断」「通勤・住宅などの手当」「社員食堂」「独自の休暇制度」などがあります。
福利厚生の手厚い会社は、社員を大切にしており働きやすいと言われるので、福利厚生をチェックする人も多くなりました。また福利厚生が充実していることで、給与以外でも手取りが増えたり、実質的な支出が減ったりします。
気をつけていたのにブラック企業に入ってしまったと答えた人は55.0%

「気をつけていたのにブラック企業に入ってしまった経験の有無」を聞いたところ、「ある(55.0%)」と答えた人がやや優勢でした。
具体的な回答を見てみると「求人票や面接で説明された内容と、職場の実態が違った」などがありました。求人票をしっかりチェックしたり面接で質問をしたりしても、嘘の情報を提示されてしまっては、意味がありません。
また「入社後、面接官の雰囲気がガラッと変わった」という声もあり、面接で感じた社員や社内の雰囲気があてにならない例もあるとわかります。
入社後にブラック企業だと感じた理由は「残業代が出ない」

入社後にブラック企業だと感じた理由の1位は「残業代が出ない(23.2%)」でした。2位「残業が多い(14.4%)」、3位「求人票と実態が違う(10.2%)」が続きます。
・残業代が出ない。最低賃金ギリギリの給料。給料日に給料が振り込まれる時間がバラバラで、昼まで振り込まれていないときもある。1日の拘束時間は基本12時間(20代 女性)
・とても終わるはずのない仕事量が課され、半ば強制的に休日出勤。ただし「上からの指示ではなく私自身で休日出勤している」という判断で、休日出勤に対する対価は出ない(20代 男性)
・求人に書いてある業務内容とぜんぜん違った(40代 女性)
・有給を取りにくい。上司が「俺は働いてるのにお前は休むのか」と言ってくる(30代 男性)
・残業や給与面等は申し分なかったが、上司のパワハラがひどかった。理不尽にどなりちらし、部下への好き嫌いも激しかった。そのためアルバイトの離職率が高く、正社員は離職者数によってボーナスが下げられていた(30代 女性)
会社が法令や契約に違反することや、従業員に対し、心身をすり減らす働き方を強要することが、ブラック企業だと感じる大きな要素になっている様子が伺えます。
例えば「残業代が出ない」「求人内容と実態が違う」などは、コンプライアンス違反につながります。
また「長時間労働」「休みづらい空気」「ハラスメント」「悪すぎる人間関係」などは、心身を消耗させて従業員を追い詰める可能性も。
まとめると、当たり前のことが守られず、肉体的にも精神的にも疲弊してしまう職場がブラックだと感じられていました。
まとめ
ブラック企業を避けるために多くの人が行っているのは、入社前の情報収集でした。求人票や企業サイトといった公式の情報だけではなく、口コミや転職エージェント・ハローワークなどからの情報をもとに、ブラック企業かどうかの判断をした人が多くなっています。
とくに注目されていたポイントとしては「残業時間」「休日数や休みやすさ」「職場の雰囲気」「離職率」などがありました。
ただ気をつけていても、嘘の説明をされたなどの理由で、ブラック企業に入ってしまった人も。ひとつの情報だけでは判断が難しいことも多いので、ときには第三者から意見をもらうなど、複数の情報源や視点から企業を吟味することをおすすめします。
■内山美央氏の考察
本調査結果からは、ブラック企業を避けるため多くの人が情報収集を重視している一方で、それでもなお入社後にギャップを感じるケースが少なくない現状が伺えます。
特に「残業代が出ない」「残業が多い」といった理由が上位に挙がっている点は、単に働きにくい環境という問題だけではなく、法令遵守が十分でない可能性を示唆するものであり、注意が必要です。
また、職場の雰囲気や有休の取りやすさも大切ですが、求人や企業サイトだけでの実態判断が難しいため、口コミを参考にしたり、面接で具体的な働き方を確認することが重要です。
企業側としても、実態と乖離のない情報発信と誠実な説明が信頼される採用活動につながるといえるでしょう。
▼監修者紹介

内山 美央
うちやま社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士
https://uchiyama-sr.net/
新卒3年目で社会保険労務士試験に合格。
ITベンチャーでの勤怠管理システムの営業・導入コンサルティング経験を経て、大手事業会社の人事部にて労務管理や人事関連業務のDX推進に携わる。
独立後は「労働時間管理のプロフェッショナル」として、人事システムの選定・導入や制度設計など、働き方の改善を入り口に、会社に寄り添った長期視点でのサポートを提供している。
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■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳、機械系エンジニア等に特化した人材派遣サービスを提供しています。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。
※事業内容の詳細はこちら
https://r-andg.jp/business.php
■会社概要
社名 : 株式会社 R&G
所在地 : 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 : 吉田 忠義
創業 : 2015年9月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・人材紹介事業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/company.php
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