日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は19日の取材対応で、「都構想」の実現に向けた大阪府知事・大阪市長の“出直しダブル選挙”について、他の主要政党が候補者の擁立を見送る方針であるついて「僕自身が今ここでどうこう言うことはできないと思っています」とコメントしました。
また記者団から「なぜこのタイミングだったのか?」と質問を受けると、「何が正解と言うのは、難しいところだと思う」と述べつつ、「『副首都』について国政選挙を通じて訴え、通常国会で議論を深めていきたい」「万博が成功したことも1つ」などと述べました。
■「選挙が行われる中で立候補されるかどうかは他党の判断。僕がどうこう言えない」
【吉村代表】「都構想反対の政党・政治家は多くおられると思います。また、『民主的プロセス』が、もし都構想に挑戦するのであれば必要だという風にかねがね申し上げてきました。
その上で今回の選挙に立候補されるかされないか。これは他党の判断になりますから、ち僕自身が今ここでどうこう言うことはできないと思っています」
(Q.「民主的プロセスが必要だ」とかねがね言ってきたから、他党もこのタイミングで想定していただろうということか?)
【吉村代表】「『想定はされていただろう』と想像しても仕方がないとは思う。選挙が行われる中で立候補されるかどうかは他党の判断なので僕がどうこう言えない。判断ができないです」
■「タイミング」は「何が正解と言うのは、難しいところだと思います」
【吉村代表】「このタイミングというのは、本当にいろんな意見があると思いますそれは本当その通りだと思います。何が正解と言うのは、難しいところだと思います。
副首都法案について、議論がこれからまさに選挙を通じて国政選挙を通じて訴えて、そしてその上で通常国会で議論を深めていく、これは1つのタイミングだというふうには、思いました。
私自身、やはり都構想というのは、あるいは府と市が1つになって強力な自治体として、『二重行政』も解消する。
そしてさらに国で議論になっている『副首都』を進めていく上で、『副首都』にふさわしい行政機構のあり方の1つだと、有力な1つだと、私は考えています。
ですので、ここでそこを深く議論していくのであれば、挑戦するのであれば、これは民主的プロセスが必要だというのはかねがね申し上げていましたから、今はその判断のタイミングだというふうに考えたということです」
■「副首都にふさわしい都構想とはどういうものか議論を深めていきたい」
(Q.衆院選で『副首都』を議論、公約に掲げるから、同時に『都構想』も進めていかないといけないということ?)
【吉村代表】「それぞれ完全にリンクしてるわけじゃないとは思いますけれども、やはり関係するところはあるというふうに思っています。
それぞれ地方選と国政選挙で当然違うんですけれど、やはり副首都にふさわしい都構想とはどういうものかという議論を深めていきたいと考えています」
■「統一地方選待てなかった?」に「どこが適切なタイミングなのか難しい判断」
(Q.だから統一地方選を待つことができなかった?)
【吉村代表】「『待つ』というか、どこが適切なタイミングなのかっていうの難しい判断だと思っています。
1つは万博が終わったということも、1つ大きなところだと思ってます。自分の中で万博ってのは公約の柱の1つですから。
万博の成功と、そして『高校授業料の完全無償化』、そして『うめきた』等の『府・市一体の成長戦略』、これが公約の三本柱でしたから。
これが一定、万博も成功裏に終えて、万博後のさらなる成長というのを目指していったときに、かねがね考えていた、先ほどの都構想のあり方、また副首都についても、国において、まさに国民の皆さんにそこも含めて…
もちろんそれだけじゃないんですけど、そこも含めて、高市総理において、信を問うというタイミングが来たのであれば、1つはここの判断のタイミングだというふうに考えたということです。
もちろんこれがすべての正解かどうか、これはわかりませんけれども、僕自身はそこはタイミングだと考えたということです」