1月18日、大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市)で行われたノルディックスキーのジャンプ男子W杯札幌大会個人第18戦。22年北京五輪金メダルの小林陵侑選手(29=TEAM ROY)が2位に入り、今季7度目の表彰台に立ちました。

 ここまでW杯個人総合2位の小林陵侑選手は1回目でヒルサイズ(=137m)に迫る136.5mをマークし、2位につけます。逆転優勝を狙った2回目は向かい風にも乗り、この日最長タイとなる138.5mの大ジャンプを披露します。優勝したW杯総合1位のドメン・プレブツ選手(26=スロベニア)にわずか3.5点及びませんでしたが、代表入りを確実にしているミラノ・コルティナ五輪に向けて弾みのつく試合となりました。

 ◆試合後、小林陵侑選手のコメント
 ―今日のジャンプを振り返って
「今日は2本とも合格のジャンプ、良いパフォーマンスができたと思います。条件も特に2回目は風に恵まれて、ビッグジャンプを見せられましたし、お客さんも楽しんでくれたかなと思っています。」

 ―日本開催のW杯について
「オリンピック前ということもあって、たくさんお客さんも入っていましたし、今季も世界のトップ(ジャンパー)が来ていたので、その中で良いパフォーマンスが
見せられて良かったです。」

 ―代表入りが確実のミラノ・コルティナ五輪への思い
「楽しみです。色々な方の期待も背負っていますし、良いジャンプができればいいなと思います。」

 一方、小林陵侑選手の師匠・北海道下川町出身の葛西紀明選手(53=土屋ホーム)はこの日の予選で112m、56位に終わり上位50人が進める本戦出場を逃しました。ミラノ・コルティナ五輪の代表選考は今大会が最後だったため、今季W杯ポイントを獲得できていなかった葛西選手の2大会ぶり9度目の五輪出場の可能性は消滅し、自身が持つW杯個人通算579試合出場のギネス記録更新もお預けとなりました。

 ◆試合後、葛西紀明選手のコメント
 ―率直な思いは
 「悔しいです。せっかく与えられたチャンスをモノにできなくて、不甲斐ない成績ですね。」

 ―今日のジャンプを振り返って
「はやる気持ちがあったのかタイミングが早くて、パワーが(踏み切りで)伝わってないジャンプをしてしまったなという感じですね。」

 ―W杯札幌大会が終わり、一区切り。今の気持ちは
「このW杯で上位に食い込んでポイントがとれるか、もしくは表彰台に立ってオリンピックの切符をつかむかっていう区切りだったので、一昨日予選落ちしたところで“僕の夢”はついえたなという感じはしていますけれども、世界の中でこの年で戦っていけているということに自信もつきましたし、この調子でこの位置に来られるということは自分の調子が上がれば、まだまだ世界のトップの方で戦えるんじゃないかというそういう期待も感じたので、またこれから諦めずに頑張っていきたい。」

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。