1月15日、札幌市の大和ハウスプレミストドームで始まったeスポーツの世界大会「ALGSチャンピオンシップ」。
2025年に続いて2年連続、札幌市での開催だ。
賞金総額は約3.1億円。世界各地から40チームが参加、約150人が出場している。

大きな盛り上がりを見せているが、そもそもeスポーツとは…
・コンピューターゲームなどをつかった対戦競技
・世界中のプレーヤーとリアルタイムで対戦可能
例えばどんなゲームがあるかというと…
・Apex Legendsなどのシューティングゲーム
・グランツーリスモ7などのレース・スポーツゲーム
・ストリートファイター6などの格闘ゲーム
などもeスポーツと呼ばれている。
競技人口は、全世界で約1億3000万人。日本にも約400万人いると言われている。
市場規模は全世界で約3000億円。日本は約147億円で、ここ数年右肩上がりで増えているそうだ。

北海道内でみていくと…
札幌市にある専修学校クラーク高等学院では、eスポーツコースが設けられ、去年は1学年90人のうち約30人が希望。
eスポーツ特化型のホテル「VILLA KOSHIDO ODORI」では、専用フロアに宿泊して思う存分にeスポーツを楽しむことが可能。
高齢者向けのeスポーツも。オホーツク地方の湧別町では、太鼓を叩くゲームを高齢者たちが体験。楽しみながら健康維持ができ運動能力を養える上、頭の体操にもなるということだ。
北海道eスポーツ連絡協議会の久保秀一代表理事は、「eスポーツの配信、運営を夢見る子どもが増えている。プレイするだけでなく、世界各国の人との交流や見る楽しみがある」と、eスポーツの世界の魅力を指摘する。
IOCがオリンピック種目への採用を検討しているという話もあり、今年のアジア大会(愛知・名古屋)では正式種目に。
プレイヤーのみならず観客も一緒に熱中でき、楽しめるのもeスポーツの大きな特徴といえそうだ。

札幌で始まったeスポーツの世界大会「ALGSチャンピオンシップ」会場の様子は…
「観客席からは旗が掲げられ、さながらサッカーの試合のようです!大きな拍手があがっています」(八木隆太郎フィールドキャスター)
「去年、海外選手がすごく(札幌を)気に入ってまた来たいと言ってきてくれた」(eスポーツファン)

札幌市によると、この世界大会の開催で、約13億円の経済効果があると試算されている。
さらに、世界を間近で感じられることが、地元のプロ選手にも刺激になっている。

「やはり札幌、北海道が世界のシーンの一部になったことが一番象徴的で、それは他の競技にはなかったことなので、これは一番すごいことかなと思います」(札幌のプロeスポーツプレーヤー 橘郁海さん)
現在17歳の橘さんは中学2年から本格的にeスポーツに取り組み、高校生でプロとなった。
練習時間は1日5時間から6時間。
年間50試合ほどの大会に出場し、15人いるチームの代表となったことで、2025年、通信制の高校に転入した。
今は選手とスポンサーとの契約など営業もこなしている。

橘さんは世界大会の会場でトップ選手の技術やパワーを感じ取りに行く。
「eスポーツは年齢、性別、障がいの有無に全く関係ないスポーツなので、まずは自分が一番だぞというのを一人一人が思えばどこの場所でも活躍できる」
「(今後は)札幌のチーム、北海道のチームとして世界を目指せることを日本全国にアピールしていきたい」(いずれも橘さん)

札幌市への経済効果は13億円と試算されている。
1月18日まで行われる今回の世界大会。最終日18日には決勝が行われる。
