1月16日から名古屋市中村区のジェイアール名古屋タカシマヤで、チョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が始まります。ポップコーンや「しるこサンド」など身近なお菓子もおしゃれにアレンジされ、華麗な進化を遂げています。
■日本最大級の“チョコの祭典” おなじみのお菓子も“メガ進化”
開幕に先立ち、15日に行われた先行販売会には、抽選などで選ばれた2600人が訪れました。
今回はおよそ150ブランド、およそ2700種類のチョコレートが販売されます。中でも注目が、私たちの身近なお菓子をアレンジした「進化したチョコ」です。
高級ブランドのゴディバは、鈴カステラやわたがし、ポップコーンといった懐かしの駄菓子をアレンジしました。(ゴディバ懐菓子コレクション/2636円)

ゴディバのヤニック・シュヴォローシェフ:
「カステラは日本人になじみのあるお菓子で、子供の頃の記憶を思い起こすもの。日本人に敬意を示す思いで作りました」
1978年に誕生したロングセラー「たべっ子どうぶつ」は、幻想的なナイトサファリに大変身!いちごチョコを染み込ませたビスケットに、コロンビア産カカオを使ったミルクチョコレートを融合させました。(BANK たべっ子どうぶつ/2916円)

メゾンカカオの石原紳伍シェフ:
「みんなが食べた代表作。カカオは果実なので、鮮度を楽しんでいただくにはあまおうが合うかなと思ったので。子供から大人まで楽しめるリッチな味」

愛知を代表するお菓子「しるこサンド」は、なめらかなクリームをチョコレートで包み込み、ココアクッキーでサンドしています。(PUFFY CREAM HUG SAND/3240円)
■「きのこ」vs「たけのこ」有名シェフも参戦!
さらに、おなじみの「きのこの山」と「たけのこの里」の対決も。「きのこの山」はクラブハリエの山本隆夫シェフ、「たけのこの里」はシェ・シバタの柴田武シェフがアレンジします。
クラブハリエの・“山”本隆夫グランシェフ:
「インスタライブをしているんですけど、その中で柴田シェフの話をしていて、(柴田)タケちゃん、僕はヤマちゃん、『あっ…』ってなって、きのこの山とたけのこの里、それぞれのパッケージ名と一緒やなって軽く笑いでしゃべっていたんです。それをたまたま(メーカーの)明治さんが見ていたんですよ」

2人の会話をメーカーが偶然見ていたことで、夢の対決が実現しました。およそ1年半をかけ、山本シェフがまさかの食材で「きのこの山」をアレンジしました。
山本隆夫グランシェフ:
「キノコの王様やったらトリュフやし、トリュフを入れたら夢のきのこの山ができるなぁって思って」

イタリアの友人のつてをたどって仕入れた、入手困難な黒トリュフ。試作を繰り返し、チョコとトリュフを嫌味なく融合させたガナッシュが完成しました。
きのこの軸はポルチーニ茸の粉末入りで、まさに本物のキノコとのコラボに!本家の「きのこの山」のおよそ3倍の大きさです!

(リポート)
「幸せな香りが口に広がって鼻から抜けていきます。口の中で溶けました…軸と合わさって」
山本隆夫グランシェフ:
「軸とチョコのバランスは、きのこの山を食べている身として大事にしようと。全然別物ではなく、ちょっときのこの山やぞ、でも全然違うもんやぞ…みたいな。きのこの山の大人バージョンみたいな」
一方、「たけのこの里」の柴田武シェフは…。
シェ・シバタの柴田武(“たけ”し)シェフ:
「小学校の時、すごく食べていた思い出があって。たけのこの方がビスケットのサクサク感がおいしかったから、僕はたけのこばっかり食べていた。僕たちにとってすごく親近感のあるお菓子で、自分たちでブラッシュアップして、プロが作るとこうなるというチョコレートができるのは、夢のような企画だなと思いました」

柴田シェフは、「たけのこの里」の本家・明治がプロ用に販売する3種類のカカオを使い分けます。
柴田武シェフ:
「明治さんのノウハウが入ったチョコレート。メキシコのホワイトカカオというのは本当にとれないカカオで。3つともおすすめなんですけど、チョコレート本来をストレートに味わってもらうんだったら、メキシコのホワイトカカオを使ったたけのこの里かな」

カカオとの相性を考えて、抹茶やイチゴなど1年以上かけ、柴田流にアレンジしました。こちらも本家のおよそ3倍の大きさです。

柴田武シェフ:
「(全体の)80%以上がチョコレート。メキシコのホワイトカカオの香りをしっかりと楽しんでもらうレシピにしています」
残りの20%はクッキー生地で、ゴーフルを砕いたものなどで作り、小さくてもサクサク食感が出るようにしています。
黒トリュフを使った「きのこの山」は2粒セットで2160円、3種類のカカオをアレンジした「たけのこの里」は3粒セットで2592円と、価格も“大人向け”ですが…。

柴田武シェフ:
「私は山本さんのが好き、私は柴田さんのが好き、っていうのでいいんじゃないかなと思います。ただ、こだわりは半端ないので、負ける気はしないです!」
山本隆夫グランシェフ:
「きのこが好き、たけのこが好きっていう論争じゃないですか。仲良い2人で必死に戦うので、そういうところも楽しみ」
