こちらは2026年の年明けを待つ阿久根市のホームセンターの様子です。

大みそかの夜、大型テレビや人気ゲーム機などの豪華景品が当たる「くじ」を求める人たちの長い列ができました。店にとっては、感謝を込めた年に一度の大盤振る舞い。そして、客にとっては新年最初の運試し、整理券すらもらえなかった人、欲しいものが当たった人、当たらなかった人、2026年をよい年にしたいと願う人間模様を取材しました。

2025年最後の日、大みそかの午前9時です。阿久根市の「AZあくね」には午後9時にはじまる整理券配布を待つ人の姿が…

整理券の配布待ち(阿久根市から)
「今年は(任天堂)スイッチ2当てたい。仲間と一致団結して乗り切りたいと思う」

整理券の配布待ち(鹿屋市から)
「電化製品だったらなんでも良い。今年も行くぞという感じです」

先頭は、午前7時から並んだという「福くじ」。新年最初の運試しに挑む人々の、長い一日の始まりです。

1997年の開店以来続き、今ではすっかり初売りの名物となった人気企画の準備は、12月中旬にはスタートしていました。売り場には、まだクリスマスの商品が並ぶ中、各売り場から集められた社員たちが、特設会場を設置します。

田ノ上英明店長
「一年の『ありがとう』をお客様に込めて、大奮発しています」

店長も自信をのぞかせる景品の中身は大型テレビや人気ゲーム機などがずらり。年に一度の感謝を込め、販売価格の1万円を上回る商品が入る、大盤振る舞いです。

一方、大晦日の一日を順番待ちで過ごす客は・・・カードゲームに編み物など、それぞれ時間をつぶします。

整理券の配布待ち
「もう完成しましたよ。3個完成しました」

薩摩川内支局 牧瀬大輔記者
「店内では大晦日の営業が行われる一方、店の前では、くじを待つ人々による長蛇の列ができています」

その後も列に並ぶ人の数は増え続け、限定1000個の販売数を大幅に上回る1300人程に。整理券の配布も当初の予定を3時間早め、午後6時に始まりました。

「福くじ(整理券)配布いたします」

100番目の整理券を受け取る
「100番です、縁起が良くて、そして僕の誕生日は1月1日です。息子が欲しいスイッチ2を(狙っています)」

一方で、整理券をもらえなかった人は・・

整理券をもらえなかった人
「大丈夫です。また来年頑張ります」
「ありがとうございました。みなさんに幸せが訪れるように」

店は年中無休の24時間営業ですが、年末だけは初売りの準備をするためにいったん閉店。年明け前の店内では、従業員による朝礼や鏡開きが行われ、開店に向け気合十分です。

「頑張るぞ、えいえいおー」

売り場ではくじの最終チェックも行われ、開店を待ちます。そして・・・

「3、2、1、オープン」

1月1日午前0時、2026年の始まりと同時に開店した「AZあくね」。おそらく、日本で一番早く始まる初売りのスタートです。

大晦日、朝早くから並んでいたグループは・・・

「これ なんですか。ハンドル付きステッパー(健康器具)って」
「ダイソン(掃除機)です。掃除する一年にしたい、当たったので」
「もう運を使い切りました」
「朝から並んだかいがありました」

豪華景品で早速、福が舞い降りた人からは笑いやうれしい悩みも。

大型テレビ2台が当たる
「すごい、ママ大きいよ。大きいよ、すごいね。本当に置けるかな」
「本当ちょっと、どうしよう」

「14が出ました、43型テレビ」
「クーラーボックス40リッター」

「布団乾燥機でした」
「スイッチ(ゲーム機)は当たりませんでした」

新年最初の運試し、希望の賞品があたった人も当たらなかった人も、笑いあふれる1年がスタートしたようです。

「福くじ」を販売しているAZあくねでは、年々仕入れコストは上昇しているものの感謝を込めた企画なので、2027年も続ける予定にしているということです。

鹿児島テレビ
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