2023年、倉敷市の住宅で夫婦を殺傷したとして、殺人などの罪に問われている実行役の男の控訴審判決です。広島高裁岡山支部は1月14日、無期懲役とした一審の判決を支持し、控訴を棄却しました。

判決を受けたのは岡山市北区東花尻の無職、村上航希被告(28)です。

判決によりますと村上被告は、2023年12月、報酬を目的に夫婦の長男と共謀し、倉敷市玉島の問田正さん(当時57)夫婦を殺害しようと計画。村上被告が住宅に侵入して包丁で2人の胸を刺し問田さんを死亡させ、妻に重傷を負わせたものです。

これまでの控訴審で弁護側は、うらみによる犯行だったなどと主張し、報酬が目的だったとした一審判決に考慮の余地があるとして量刑の不当性などを主張していました。

14日の判決公判で菱田泰信裁判長は一審と同じく「人の生命を金銭獲得の手段としている」と指摘。殺人罪の中で最も強い非難が妥当であり量刑は相当として、無期懲役とした一審の判決を支持し控訴を棄却しました。

上告について弁護側は村上被告と相談し検討したいとしています。

岡山放送
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