テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から41年前の1985年1月、広島市の繁華街で掘り当てた温泉を使って営業しているお風呂屋さんが話題になっていました。

このお風呂屋さんは広島市の繁華街、中区田中町の音戸温泉です。
1959年から銭湯を経営している男性が「本物の温泉に入ってもらいたい」とこの13年前から自宅の庭を掘り始めました。

「こんなところに温泉なんか出ない」という地質学者の声をよそにボーリングを続けた結果、地下850メートルから水温20℃という冷泉ながら温泉を掘りあてました。

分析の結果、ナトリウム塩化物泉とわかり、この3週間ほど前から温泉のお湯をつかって営業をはじめました。

【温泉を掘り当てた吉村芳量さん】
Q:やっと13年目にして温泉が出た訳ですよね。その時の気分は?
「こりゃ、やった!言う他ないですのぉ」

【客は】
Q:入ってみてどうですか?
「気持ちええ。もうばちばち最高よ」

音戸温泉は、本物の温泉にサウナもある昭和の風情あふれる繁華街の銭湯として現在も人気を集めています。

(メモ)
音戸温泉…ナトリウム塩化物泉 適応症:神経痛・打ち身・筋肉痛・切り傷など

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。